CASKET
あの子がいなくなってから
まいにち、さみしい。
さみしい って
こういう感覚なんだね、
わからなかった
このごろの 雨みたいに
ずうっと続くの。
なんで?
待ってても
想ってても
もう会えないって
分かってるのに。
ひとりが好きなはず、だったのに。
こうやって、
心は ひねくれていくのかな?
bettyから電話がきて、
AUSからNZに帰る事にしたから
高知に行けなくなっちゃった
ごめんねって 言われたとき
いつもなら
いいよ、またね
また会おうね、だいすきよー って
笑顔で言えるのに
声が 奮えちゃった
このまま
さみしがりに
なりたくないよ
病気になるまえの自分が
すきだったのに
あの時 死を身近に感じてから
ゆるり、と
生きられなくなった
死は 必ずやってくるもの。
でも
夢を叶えたくって
まいにち、泣いた
学校を退学しても
まいにち、泣いた
髪の毛が 抜け落ちるほど
まいにち泣いて
でも 夢を追うことが 諦めきれずに
静養のために 宝箱に夢を閉じ込めて
鍵をかけた
だから 焦ってしまう
あれから わたしは
変わったと思う
臆病になった
大切なものに
依存するようになった
そんな自分を
嫌いになってしまった
昔の自分を越える
キラキラ星人に。
また、なれるかなあ
なりたい。
いっしょ
ひとりで
何かに 没頭するのが好き
おしゃべりは
苦手だから
“言葉”の前に“心”があるのに
わたしの場合は
“言葉”まで 辿り着かない
けど 神様は。
わたしに絵と、文字を与えてくれた
おしゃべりの上手な人は
いつも 人に囲まれていて
キラキラしていて
カラフルだけれど
わたしは わたしなのだ、
嫉妬や 疎外感や
羨望の眼差しを向けるのは
もう、やめた
暗くても
マイペースでも
冷静でも
ぼうっとしてても
そういうわたしを
すきだと言ってくれる 。
そういうわたしを
あたたかい人だと
抱きしめてくれる。
受け入れてくれる。
深く 付き合っていける。
信頼できる。
そういう人が
いるのだと。
わたしには 彼女らが
本当に大切なのだと
さいきん、
心から そう思った
そして、今日も
暗い部屋の片隅で
墨汁で 指を汚す。
線を 描く
黒、は
一色じゃ ないんだな