7月13日 ヨンハがくれた奇跡 その６

私達は帰り支度をした…

ジソペンさんも

これも何かの縁と

一緒に帰る事になった…

まだまだ

このヨンハの側には居たかったが

そういう訳にも行かない(笑)

次は、東大門ドゥータで

マンネと待ち合わせなのだ～

果たしてマンネは

無事に１人で地下鉄を乗りこなし

ソウルの友人と会え

東大門を目指してるだろうか？？？

ヨンハに

『また、来れるように、導いてね！

それまで、しっかりヘソクリ貯めておくから！！』

とお別れを言った…

私は

ジソペンさんが

バスでここに来たと聞き

『私もバスに乗りたい！』

と、提案し～

皆で駅までバスに乗ることにした

メモリアルパークの門を目指して

えっちらこっちら歩いた～～

すると…

乗用車が私たちの横に止まった…

ご夫婦？らしきお二人が乗っている…

女性の方が窓を開けて

私たちに話しかけた…

ほんまでっか！？！？！？

どこまで

ヨンハは気を遣ってくれるんだ…

7月13日 ヨンハがくれた奇跡 その５

花を抱えた髪の長い女性は

遠慮がちに

『私も一緒にお参りさせてもらって良いですか？』

『どうそ！どうぞ！

ようお参りしてください！ありがとうございます！』

って、親戚かい★(笑)

彼女がお参りするのを

私らは静かに見てたが…

この人もヨンハとの

特別な時間を持ちたいやろうから

私らはおいとませなアカンやろなぁ…

と、思った…

その人は

お参りを終えて振り返り

私達に向かって

『パクヨンハさんのファンですか？』

と、聞いた…

そらヨンハのファンやなかったら

お参りは来ないで！

なんだか変な質問…

日本人じゃないのかな？

『私、すいません、ヨンハさんのファンじゃないんですが…

今、お参りしてたら

涙が出てきて…』

その人は『ジソプ』のファンだった！

話を聞くと

彼女はソウルに語学の勉強に来てる

関西出身の人で…

自分はジソプのファンだが友人がヨンハのファンで

ヨンハの事を良く聞かされて

「ヨンハって、エエ人なんやなぁ～」

と、気になり

ソウルに居る間に

一度ヨンハのお墓参りに来たいと思い

３日前から

行こう！行こう！と思いがつのり…

今日、電車とバスを乗り継ぎやってきたと言う…

ヨンハの為に泣いてくれた

とても

優しそうなエエ人や！

私ら、変な緊張がほぐれ

『そうなん！関西なん！うちらも大阪から来てんよ！アハハ！

まぁ座り、ゆっくりして！！！』

あっという間に打ち解けてしまった(笑)

ヨンハのトコに来るから

４人で来たかった(笑)

でも、マンネが抜けて

３人やったけど

ヨンハは４人目を用意してくれた～

しかも

めっちゃ心優しいジソプみたいなエエ人を

私らの仲間に入れてくれた～～

彼女のお陰で

私らは３人で写真を

撮ることも出来た～

ありがとう～

ジソプファンの心優しき彼女～～

ありがとう～

ヨンハ～

ボクガ トッテアゲタンダヨ ワカッテル！？

7月13日 ヨンハがくれた奇跡 その４

どれくらい時間が経ったんやろか…

Ｕ子しゃんが

『ヨンハのお家は特別な場所やで！』

と、言ってくれた

気持ちが分かるような気がする…

時間が優しく流れる…

３人で

ヨンハを独占した気持ちになる…

この時に来て良かったとしみじみ思う…

ボケーと

ヨンハの側に

３人のヲバハンが座り

贅沢な時間を過ごしていると…

誰かが

こちらを目指して歩いて来る…

花を抱えている…

ヨンハのファンさんかな？

３人の贅沢な時間は

終わりかな？

そんな思いが３人の頭をよぎった…

髪の長い女性は

私達に軽く会釈して

『あの…パクヨンハさんのお墓ですか？』

と、日本語で尋ねた…