母の病院に着いたのは
いつもより
遅い夕方でした…
母は少し辛そうでしたが
私の顔を見て喜んでました…
最近…
私と二人になったら
母は…
『なんで…こんな事になってしもたんやろな…』
と、呟きます…
弟や父には絶対に
言いません…
『ほんまやなぁ～
また、走り回るくらいに
元気にならなアカンから
口からご飯食べや～
点滴に頼ったらアカンで！！』
答えになってない答え…しか…私には言えません…
『ご飯は食べたくないねん…しやけど…』
『ん？しやけど、何？』
『あの自転車乗って来たんか？』
つじつまの合わない話に進展…
話が訳わからなくなった時は
話題を変える！！
『お母ちゃん、爪切って、またマッサージしたるわな！！』
パチン、パチン…
母の爪は鬼みたいに硬い！
私も母譲りの硬い爪！
私…少し意地になってしまい…
パチン★
『痛★★★』
母がデカイ声を出して素早く反応★★
『あ★★ごめん！！
切り過ぎた！！
お母ちゃん、反応早いわぁ！！！』
感心してる場合やない★★
指先から血が……
あ～～～
貧血で輸血してるのに～～
血がモッタイナイ★★
即、ナースコール！！
看護師さんが
消毒液とバンドエイドを持って走ってきた！！
お母ちゃん～
ごめんなぁ～
お母ちゃん、笑いながらバンドエイドをマジマジ見て笑ってた…
とんでもないドジをした私は
マッサージはめちゃくちゃ丁寧にして
『また来るからね！』
と、病院を後にした…
さ★
次は難波に行くぞ★★
続くの続く(笑)