ドラマ『宮』が
ブレイクしたのは
何年前ですかね?
私は
家のテレビで
タイムリーに
韓国ドラマを
見ない人やし…
パソコンも
持ってないし…
TSUTAYAに
レンタルも
した事ない…
流行りのドラマは
少し遅れて
私の流行りになる人です…
(笑)
で…
ドラマ『宮』を
例にもれず
皆から遅れて見てた
で…
素朴な疑問…

なんで
現在の韓国には
皇室が無いん??
↑
ほんまバカですよね
(汗)

当時
韓国語の先生
カン・ジュンシク ソンセンニムに
笑顔で
『なんで、韓国は
皇室が
無いんですか?』
と、聞いた…
カン ソンセンニムは…
少し困った顔して
『日本がね…』
と
教えてくれた…
私は
エエ歳こいて
そんな事も
知らんかったんか★
と
恥ずかしかった…

で…
なんとなく
ドラマ『宮』を
少し
悲しい気持ちで
見てた…
過去の
韓国と日本の
悲しい歴史を
知ると…
ただ…
『韓国、韓流が好き!』
と、もろ手をあげて
言えない気分にも
なるんやけど…
そんなこんな
過去の歴史も
踏まえて
更に
韓国を好きに
なろうと思う…
私です~

で…
この時に思ったのが…
なぜか…
『今度
韓国に行ったら
マンガの「宮」を
買おう!』
と決心した…

なんの
脈絡があるのか
分からないけど…
(笑)

で…
かくして私は
通ってた韓国語教室の
ソウルツアーに
参加する事になり
2回目の
ソウルへと
旅立った~
雨の6月やった…

2回目のソウル旅行…
ほぼ
個人旅行だったので
自分の好きな様に
行動して良い時間が
たくさんあった~
ソウルの右左も
分からないのに…
韓国語も
ほとんどと言っていいくらい
話せない
聞けないのに…
一人で
ソウルの町を
うろうろした
(笑)
で…
どうにか
本屋を見つけた!
マンガ『宮』を買おう!
と
本を探したが…
デカイ本屋で
さっぱり見つけられない
(汗)

本を見てる
アガシに
聞いた…
『マンファ クン イッソヨ?』
見事に通じなかった
(笑)
マンファも難しい発音や…
で…
アガシは
親切に
スタッフさんを
連れて来てくれた…
スタッフさんに
同じように
『クン イッソヨ?』
『クン?』
『クン!』
『クン?』
『クン!』

アホみたいな
やりとりをしてたら…
ちょっと
かっこいいお兄さんが
マンガ『宮』を
持ってきて
私とスタッフに見せてくれた!
私は大喜び
『これやん!
この宮やん!』
もちろん日本語!
スタッフは
『アァ~ン!クン!』
しやから
クンて言うてるやろが!!
ったく!!

で…
宮は
10巻ほどあったが…
とりあえず
5巻を買った
続きは
また、ソウルに
来たら買おう!

と
決心した!
重いし…(笑)
日本に
マンガ『宮』
を持って帰り
今の韓国語を
勉強しようと…
1ページ目で挫折した
(笑)

結局
マンガも読まずに
そのまま放置…
して…
1年経ち…
また、雨の6月…

ある日
突然の雨で
足止めをくらい
商店街で
雨宿りをしてた…
したら
商店街で
珍しく
キムチの出店が
出てた~
キムチでも
買って行くかな~
と、雨宿りついでに
キムチを買いに行った
キムチを売ってる
お姉さんは
日本語がたどたどしい
韓国人だった~

キムチを買いながら
『ソナギやね~』
と
韓国語を切り出すと
嬉しそうに
話をしてくれた~
雨はやみそうになく
そのお姉さんは
自分の傘を
さして行けと言う…
じゃ
家が近所なので
傘を借りて帰って
直ぐに
持って来る!
と、約束して
傘を借りて帰った
私は
なんだか
嬉しくて~

そうや!
マンガ『宮』を
貰ってもらおう!
と考えて
借りた傘と
一緒に
マンガ『宮』
を持って行った…
5巻全部…
お姉さんは
マンガ『宮』を
スゴく喜んでくれた~

日本語はなんとか
話を出来るけど
やはり
本、新聞、文字は
は読めない
マンガ『宮』の
1ページ目から
大爆笑で
読みだした~
良かった~
我が家でホコリにまみれるより
ずっと有効やわ!

で…
私の手元に
マンガ『宮』は
無くなったけど…
その
お姉さんの
キムチの出店が出る時は
いつも
電話をもらい
キムチやら
海苔やら
たくさんのオマケを
貰った~

いつしか
キムチの出店は
来なくなったけど
マンガ『宮』は
あの韓国人の
お姉さんの手元で
お姉さんを笑わせてるだろうな~
てな事を
思い出した
6月の雨音です~
