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切羽詰まってもスローロリス

スロースターターのスローなブログ。
前世はたぶんスローロリスです。

ずいぶん前に、ベルツノガエルを飼っていました。
今年また飼いたくなって、
今度はクランウェルツノガエルにしました。

上陸して間もない頃の4月の写真。



4ヶ月経った今ではこんなに貫禄がつきました。



成長早っ!

祖父の遺品を整理していたところ、
目に留まるものが。。。



ワシントン条約の記念切手です。
チンパンジーが起用されていますね。
解説カードも付いています。

よく見ると、像の中に「CITES」の文字が。
ロリスに出会ってから「CITES」という略称を知りましたが、
むか〜しからあったんですね。(当たり前か。)



どこか懐かしく可愛らしいデザインですね。

昨日、地下鉄梅田駅で見かけたイベント告知の電照看板。


「猛毒展」広告のメインビジュアルにスローロリスは、
ちょっと違うと思う。。。
驚くほどの極小宇宙人も
快調にどんどん大きくなり、
今では次なる宇宙人を産む年頃にまで育ちました。

そんなタイミングにご縁あって、
ブリーディングローンに出すことにしました。
お預け先のメスロリスがまだベビーなので、
もう暫くその成長を見届けてからの実行になります。

「種の保存法」では、個体を貸し借りする場合、
どんな理由でも譲渡するしか方法がありません。
当面の目的を終えて戻す際は、再び譲渡といった手順になります。

ブリーディングにおいては、
発情期に短期間ペアリングする方法もありますが、
あえて長期間を想定しています。
動物は、特に若年から個体同士がふれ合って培われた社会性が、
将来の受胎の可能性を高めると言われていること、
そして、ピグロリの発情周期は通常30〜40日です。
一回の交尾で受胎するとは限らないので、二回、三回と機会を増やし、
可能性を高めることを意図した長期ペアリングです。

オファーを受け入れてくださった飼い主様は、
動物繁殖のスペシャリストでもありますので安心しています。
満たされた環境で飼育してくださることでしょう。
繁殖データが限られた種だけに、この機を今後の参考にしたい思いもあります。
それでも、これは生体のこと。
ペアリング〜受胎〜出産に至って、そのたびごとリスクが伴うのが現実ですが、
命を繋いで欲しいと願う想いに戸惑いはありません。

母親になる予定のお預け先のロリス、父親になる予定のうちのロリス、
どちらも大事なく、新たな命を授かることができますように。
遠くから見守る思いを胸に、、、しばしお別れの時が来ます。




気が向くままに撮り溜めた
ピグロリベビーの写真は数知れず。。。
我ながら親バカ!、って思っておりますw

ピグロリベビーたち、早いもので1歳と3ヶ月になります。


ピグロリの最初の受胎は1歳半前後〜と言われているので、
そろそろお嫁さんを探してやろうと思います!

婚活、婚活('-^*)/

絶滅危惧種ですし、別血統の健康な仔の誕生を願うばかりです〜。