分類:モクレン科モクレン属

和名:ハクモクレン(白木蓮)

別名:ハクレン

学名:Magnolia denudata

樹高:7~15m 落葉高木

 

中国原産で、庭木や公園樹として植栽される。

葉はシモクレンやコブシよりも大形で、丸みがある。

 

3~4月、葉の展開に先立って白い花を咲かせる。花期はコブシよりも一足早い。

花弁6枚、萼片3枚だが、区別が難しく、花弁が9枚あるように見える。モクレンの仲間は花弁と萼片の分化が不完全で、花弁と萼片を総称して花被片という。

 

樹皮は灰褐色で、割れ目はない。

 

【交雑種】

ソトベニハクモクレンニシキモクレンサラサモクレン) Magnolia×soulangeana

ハクモクレンとシモクレンの雑種。シモクレンが低木なのに対し、本種は樹高9mほどになる。

花弁の外面が紅紫色、内面が白色のものが代表的。シモクレンと誤表記されることが多い。

この写真は2016年に京王フローラルガーデンアンジェで撮影したもので、そこではサラサモクレンと表記されていた。