昨日は初詣も兼ねて伊豆半島を散策しました。

 

まずは熱海市の来宮神社。2年連続の訪問です。日中は混雑するので、8:00頃に行きました。

御神木のクスノキ。「阿豆佐和気神社の大クス」の名で国指定天然記念物になっています。推定樹齢2000年以上で、蒲生の大クス(鹿児島県)に次ぐ全国第2位の巨木とされます。尚、写真は昨年撮影のものです。

 

初詣だけ済ませて、次は伊豆高原の八幡宮来宮神社に行きます。尚、伊豆半島では河津にも来宮神社という名の神社があります。

社叢は国指定天然記念物です。写真は2018年2月訪問時のものです。

境内は非常に神聖な雰囲気に包まれています。

御神木のスギです。木々の隙間から見える空と雲が良い感じです。

境内にはアラカシ、イチイガシ、ウラジロガシ、スダジイ、タブノキ、クスノキ、シロダモ、ヤブニッケイ、バクチノキ、ビワ、ヤブツバキ、ヒサカキ、サカキ、ハゼノキ、ミミズバイ、ソテツ、イチョウ、スギ、イヌマキなどの樹木がありました。立ち入り禁止区域には他の樹種もあるかもしれません。

 

次は蓮着寺~城ヶ崎海岸を歩きます。

蓮着寺には、日本最大のヤマモモがあります。2014年5月以来の訪問です。

国指定天然記念物の個体は雌株のようです。ヤマモモは徳島県の県木で栽培もされており、栽培品種は野生種よりも果実が大きいです。伊豆地方ではヤマモ、ヤンモなどの地方名で呼ばれ、果実を使ったスイーツや飲料水も販売されています。

キダチアロエの赤い花も咲いていました。やはり、伊豆は暖かいのでしょう。

蓮着寺で撮影した2本のタブノキです。蓮着寺~城ヶ崎海岸ではタブノキが優占種で、ヤマモモ、ウラジロガシ、スダジイ、クスノキ、シロダモ、ヤブニッケイ、ヒメユズリハ、ホルトノキ、ヒサカキ、トベラ、ヤブツバキ、マルバグミ、マルバシャリンバイ、マサキ、オオシマザクラ、カジイチゴ、クロマツ、イブキ、イヌマキなどが生えていました。海沿いでありながら、ウラジロガシが多かったのは意外でした。

門脇吊橋からは伊豆大島が望めました。美しい海や景色が見られて、気持ちの良い旅でした。