目黒区の大鳥神社と林試の森公園に行きました。

 

まずは大鳥神社。ここにはかつて、アカガシの変種であるオオアカガシがありました。2002年に枯死し、現在は石碑と説明板が残るだけです。

基本種のアカガシに比べて葉が大形で薄く、雄花穂や果実も大形であったそうです。

境内には現在もアカガシが1本ありますが、こちらは基本種のアカガシなのでしょうか?しかし、この個体も樹勢が衰えてきているように感じました。

 

アカガシは近くの目黒不動尊にもスダジイとともに生えています。尚、ここにはウバメガシの園芸品種であるチリメンガシも1本あります。

 

次は林試の森公園です。

河津桜が7分咲き程度でした。少し若葉が出てきています。河津桜は静岡県河津町に原木がありますが、最近では都内でも植栽されるようになってきました。

 

さて、林試の森公園といえばハナガガシです。私は前回のブログに、「林試の森公園のハナガガシは3月でも艶のあるどんぐりが拾えると聞く」と書きました。本日はそれを確かめに来たのです。

確かに、艶のあるどんぐりが落ちています!ジャブジャブ池脇の個体、橋の近くの個体ともにどんぐりが落ちていました!1月に来たときはどんぐりが殆ど見られなかったので、やはり最近になって落ちてきたようです。11月下旬にもどんぐりが落ちますが、それから暫くして再び落果の時期が来るのでしょうか?ハナガガシは、どんぐりを落とすための離層が形成されにくいのでしょうか?

 

ハナガガシは5~6月でも新鮮などんぐりが拾えるらしいので、また来てみようと思います。