桐生駅でレンタサイクルを借り、まずは茶臼山へ。電動アシスト自転車が無料で借りれるのは有難い。
八王子神社から茶臼山山頂を歩いたが、茶臼山山頂の急傾斜地以外はフモトミズナラは少なかった。
そこで、茶臼山から桐生駅方面へ引き返し、フモトミズナラの多い吾妻公園・水道山公園へ向かった。
吾妻公園・水道山公園は、フモトミズナラが優占種になっている。
吾妻公園北側の道路沿いにもフモトミズナラが多く見られた。
葉が大きいため、遠くからでもよく目立つ。
葉が非常に大きな個体。定規で測ってみたところ、葉身は29cmあった。30cm超えの葉もあるかもしれない。
どんぐりは全体的にまだ早かったが、ハイイロチョッキリが切り落とした枝とどんぐりが至るところに落ちていた。
吾妻山のフモトミズナラは、何故か虫食いの葉が多い。
そして、私が気になっていたフモトミズナラとコナラの雑種と思われる個体も幾つか見られた。
葉は1cmほどの葉柄があり、フモトミズナラよりも幅は狭く、コナラよりも切れ込みが深い。両種の中間的な形である。
どんぐりはコナラに似ていたが、いつ頃熟すのだろうか?
フモトミズナラとコナラの雑種は、既に知られているとは思うが、文献に記載されているのは見たことがない。和名・学名ともに何と呼ぶのだろうか?
フモトミズナラのどんぐりはあと2週間くらいで落下の最盛期になりそうなので、8月下旬頃にまた訪れてみたい。