・スカーレットオーク

・ブラックオーク

・カナダピンオーク

・ホワイトオーク

・フユナラ

・ハンガリアンオーク

・トルコナラ

・バーオーク

・ブラックジャック

について掲載します。

 

スカーレットオーク Quercus coccinea

北アメリカ東部の森林、砂地に生える落葉高木。葉は長さ15㎝、幅10㎝。深く切れ込みが入り、秋に紅葉する。どんぐりは、殻斗に半分近く覆われる。樹皮は灰褐色で、縦に割れ目が入る。ベニガシワとも呼ばれる。

 

ブラックオーク Quercus velutina

北アメリカ中東部の乾燥地の森林、砂丘に生える落葉高木。葉は長さ25㎝、幅15㎝。どんぐりは約半分が殻斗に覆われる。樹皮は褐色。クロガシワとも呼ばれる。

 

カナダピンオーク Quercus ellipsoidalis

カナダ南部、アメリカ合衆国北部の乾燥地の森林に生える落葉高木。葉は長さ13㎝、幅10㎝。秋に赤紫色に紅葉する。ピンオークよりも殻斗が深い。樹皮は灰色。

 

ホワイトオーク Quercus alba

北アメリカ東部の乾燥地の森林に自生する落葉高木。葉は長さ20㎝、幅10㎝。葉は深い切れ込みが入るが、鋸歯はない。秋に紅葉する。樹皮は淡灰色で、年を経るにつれ亀裂が入る。長寿で、樹齢450年を超えるものもある。材は耐水性があり、ワインやウイスキーの樽に使用される。シロガシワとも呼ぶ。

 

フユナラ Quercus petraea

ヨーロッパ、アジア西部の森林に自生する落葉高木。イングリッシュオークと同じ地域に分布するが、本種は酸性のそれほど肥沃でない土地で優勢である。葉は長さ12㎝。樹皮は灰色で縦にうねがある。ブドウナラ、セシールオーク、ダーマストオークとも呼ばれる。

 

ハンガリアンオーク Quercus frainetto

ヨーロッパ南東部(バルカン半島、イタリア)の森林に自生する落葉高木。葉は長さ18㎝で深い切れ込みが入る。樹皮は暗灰色で縦に割れ目が入る。ハンガリアナラ、イタリアンオークとも呼ぶ。

 

トルコナラ Quercus cerris

ヨーロッパ南部、アナトリア半島の森林に自生する落葉高木。葉は長さ12㎝。葉には深い切れ込みが入る。樹皮は灰褐色。どんぐりは半分が鱗片状の殻斗に覆われる。

 

バーオーク Quercus macrocarpa

北アメリカ東部の肥沃な森林に自生する落葉高木。葉は長さ25cm、幅12cm。縁は深く切れ込み、葉裏には毛が見られる。樹皮は灰色で、縦に割れ目が入る。どんぐりは長さ5cmで、北アメリカ産ナラ類の中では最大。殻斗は鱗片が長く伸び、堅果の半分以上を覆う。イガガシワ、ブルーオーク、モスィーカップオークとも呼ばれる。

 

ブラックジャック Quercus marilandica

アメリカ合衆国東部の森林・砂地に自生する落葉高木。葉は長さ・幅20cm。基部は葉柄に向かって細まり、先端は通常3裂する。樹皮は黒っぽく、小さく四角い板状に割れる。どんぐりは約半分が殻斗に包まれる。

 

2018年7月8日更新。