定年後のオジさんのパート
定年後、ハローワーク通って求人を探し、就職活動を数ヶ月繰り返した後、パートでの仕事が決まった。 自分にできるかやってみないとわからないけど、職場の方の丁寧な指導のおかげで仕事を覚える事ができ、1ヶ月が経過した。 立ち仕事が多く、週3~4日の勤務で6時間/日の労働だが、老体の私でも何とか続ける事ができている。 「楽しいか」と言われたら「楽しいし、達成感がある」と答えられる。 久しぶりに労働後の美味いビールを味わえて心地良いのだ。 定年前の仕事で「達成感」を味わえたのは三十代半ばか後半くらいまでで、管理職になると「達成感」ではなく、「重圧と責任感」があり、定年までの間はいつも何かに追われているような気分で仕事をしていた。 そんな「重圧と責任感」から解放されたのが定年後だったので、本音は「自分のためにこれからの時間を使おう」と考えていたが、人との接点が無かったりするのはどうかと考え、無理のないパート勤務をしようと変化していった。 そんなパート仕事も体調(病気)の変化があり、しばらくは休養しなければならなくなった。とても残念でならない。 また、人生初の入院となり不安もある。さらに復職できるまでの期間も気になるが、せっかく見つけた「達成感」を手放したくない。 働きたい気持ちがある以上、「病気に負けない」を強く思いたい。