作品は、目の前で愛犬を津波にさらわれた夫婦の悲しみ、したたかに津波を生き延びた野良猫とお好み焼き屋を営む男性の交流、福島第1原発事故で被ばくした牛を飼育し続ける人々の奮闘などをオムニバスで紹介し、命の意味を問う。
600日にわたって被災地を訪ね歩いたという監督の宍戸大裕さん(32)は仙台市出身で名取市在住。「動物も人間と同じで個性があり、違いがある。震災を懸命に生き抜こうとした一匹一匹に向き合って命の大切さを感じてほしい」と語る。
上映会を主催する盲導犬サポートショップ(東京)によると、震災で死んだ飼い犬は、確認できただけで3490匹。実数は、これをはるかに上回るという。猫は自治体などの調査自体が行われていない。
原発事故の旧警戒区域では2012年10月時点で犬3406匹、猫3290匹が行政や民間団体によって保護されている。
上映会に引き続いて専門学校の学生たちが、ペット避難に関する各自治体のガイドラインなどを報告。盲導犬ユーザーが震災時の体験を語る。
被災しながらも
うちの近所の獣医さん 被災でパニックになったりした ワンちゃんやニャンコちゃんを診ていたのですが
自宅には愛犬が…
家ごと津波に流されてしまい
かなり捜してました
張り紙みるたびに泣いていた自分
そして
力仕事は無理かなぁと思いながらも
少しお手伝いする片付けしていて
亡骸を見つけることになると
やはり
もぅ胸が張り裂けてしまいそうでした
そこの お家の方と一緒にお空へ行く
でも
この子だけは 助けて…と
願ったよね
また地震があると
ようやく 危機感を覚える方もいるかと思いますが
この世の終わりのような体験してもね
同じ被災地でも
かなりの温度差があるんですよ
文字ではなかなか うまく言えないけど…
必ず 守る