私、妻帯者~メンヘラな彼女とは10年の付き合いになります -2ページ目

2月2日メール

仕事を終えた後、ガン子に電話をせずに自宅へ戻ってしまったことがわかって来たメール




手紙会社帰るとき電話してよ




私が生活を少しでも改めるよう少しずつ何かを始めなさいと


言ったことにたいしてのメール




手紙くそジジイへ


毎日の目標

●二度寝昼寝しない
●三食食べる
●なるべく動く
●掃除機と床みがきを毎日する
●なるべく毎日外にいく
●行かなかった日は部屋で運動する
●はなこの尻尾をひっぱらない
●自分の下毛をむしらない
●隣の部屋を覗かない
●もちこの耳毛を抜かない
●テレビと喋らない
●ごみ箱をあさらない
●玄関で横にならない

以上

→日課

過去を振り返り記事を書きはじめたが


今日は現在のことを書こうと思う






私とガン子の間にある日課



私は毎日会社帰りにガン子に電話をかける



特別な話しはないが、これがないと大変機嫌を損ねてしまう



それから寝る前にベッドからお休みのコール



最近はこれが私のガン子への日課












ガン子は、携帯電話のGPS機能を利用して


私の居場所を検索する



自動検索で時間を設定しているらしいが


15時17時19時21時に必ず検索されている





時と場合に寄ればこれまでではない





時々、予告もなく携帯電話をチェックされる






今の私は、それを拒めない(-.-;)





とにかく、詮索、干渉の為に


私と付き合っているのではないかと思わせるような執着心だ





普通はここまではさせないだろう、たぶん




しかしこれには私にも原因がある



少し行き過ぎなところもあるが、それなりの訳があり・・・





まあ、その話しはまたの機会にゆっくりと書いていきたい





私としては、心配をしてくれているならもっと


別のことも同じように気にしてくれればよいのだが






なかなか(いえ、全く)自分の思うようにならないのがガン子である



せめてもう少し可愛い態度が出来ないものかな



見た目は美人さんなのに台なしだ

出会い

ガン子との出会いは職場である



ガン子が私の勤める職場に派遣社員として入ってきた



男性が多い業界である



各課ごとにひとりずつ、女性がいるような事業所だった



当然の如く周りからは注目を浴びた



彼女に興味を示す者は少なくなかった



私からの印象は・・・?











確かまだ20代半ば前だっただろうか



記憶力が乏しい私は、当時のことをそれとなくガン子に聞いてみた




ガン子が言うには、彼女が面接に来たとき既に各課を案内され


私の所属する部屋にも連れてこられた



何か言いたげにガン子を見つめる私



ガン子を案内していた課長にそれを阻止される私



ガン子はこの時から私の印象がかなり悪かったらしい






ガン子は入社するが私とは別の部署だった



しかしほぼ毎日顔を合わせることになる



入社したばかりのガン子に私が最初に頼んだこと

















『ガン子さん、私に友達を紹介してください』











しかしこれはガン子と付き合うきっかけではない



冗談半分、(残り半分は本気?)また新人の彼女との


コミュニケーションのひとつだ



ガン子は妻帯者の私に、少しだけ真剣に誰かを紹介しようと考えたらしい



もちろんそれにそぐう相手を



しかしそれは実現せず、ガン子に女の子をせがむようなこともすぐになくなった




ガン子とはのちに、同じ部屋で机を並べるようになる