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吉永小百合 国の行事の委員を一切引き受けない理由明かす「全く取り上げられずに。がっかりして」
女優の吉永小百合(80)が28日放送のテレビ東京「池上彰×吉永小百合 昭和100年」に出演。政府の行事などの委員の仕事を引き受けなくなった理由を明かした。
吉永は1970年に大阪で開催された日本万国博覧会(大阪万博)で、歌手の坂本九さんとともに「いろいろ、どういうようなものをやっていくかという委員に選ばれたというか、やりなさいと言われまして」とし「どういうことをやるのかもわからずにOKしてしまったんですけど。実際に会議の時に、ひと言言ってしまったのは“広島、長崎の原爆のこともきちっと展示して世界の人にも知ってもらいたい”と言ったんですね」と明かした。
しかし「でも、全く取り上げられずに。がっかりして…」と吉永。そのため「それから、国のいろいろ大変なことがあっても、お引き受けするのはやめようと思って、やることはなくなりましたけど」とキッパリと言った。
池上彰氏が「政府に対する不信感を抱かれた訳では?」と聞くと「いや、力がなかったと思うんですけど」と言いながらも「そういう場所で言うことではなかったのかもしれないんですけど、何か願いとしては、そういういう思いがあったものですから…どんなことでも、こういうことがありましたとか、こうしたいという思いを伝えていくのが万博の一つのテーマかもしれないと思いますけど」と答えた。
また、大阪万博にも「行っていないんです。委員になったんですけど、そこで挫折して行きませんでした。忙しかったってこともあるかもしれないですけど、行く気持ちにはなれなかった…あまのじゃくですから」と言うと、池上氏も「そういう反骨精神って大事ですから」とうなずいていた。
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