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ハマスが交渉への用意表明、トランプ氏の「最終警告」受け
避難民のパレスチナ人を収容するテントが並ぶ、パレスチナ自治区ガザ地区ガザ市の様子(2025年9月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】イスラム組織ハマスは7日、米国側から「停戦合意に向けたいくつかの提案があった」ことを受け、「即座に交渉の席に着く用意がある」と表明した。
この声明は、米国のドナルド・トランプ大統領がハマスに対し、パレスチナ自治区ガザ地区で拘束されている人質解放に向けた合意を受け入れるよう「最終警告」を出した直後に発表された。 ハマスは声明で、「わが人民に対する攻撃を終わらせる努力を支援するあらゆる提案を歓迎し、すべての囚人の解放について協議するため、即座に交渉の席に着く用意があることを表明する」と述べた。引き換えにハマス側は、「戦争終結の明確な宣言、ガザ地区からの完全撤退、ガザ地区を管理するための独立したパレスチナ人による委員会設置と即時の業務開始」を求めている。 トランプ氏はSNSへの投稿で、「イスラエルは私の条件を受け入れた。ハマスも受け入れる時だ。受け入れなければどうなるか、警告してきた。これが最後の警告だ」と述べている。 2023年10月7日の大規模攻撃で、ハマスは251人の人質をイスラエルから拉致し、そのうち47人が現在もガザで拘束されている。イスラエル軍によれば、そのうち25人が死亡しており、イスラエルは遺体の返還を求めている。【翻訳編集】 AFPBB News