最大14人の職員の名刺でファックス番号が間違っていた可能性

 

 

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 NHK

埼玉“結核患者に関する書類 誤送信” 保健所職員の名刺に誤り

 

埼玉県は、保健所の職員が医療機関に間違ったファックス番号が記載された名刺を渡し、個人の住宅に結核患者に関する書類が誤って送信されていたことを公表しました。

埼玉県蕨市と戸田市を管轄する南部保健所によりますと、今月23日、結核患者に関する書類が医療機関から届かなかったため確認したところ、保健所の職員が医療機関に過去に渡した名刺に個人宅のファックス番号が誤って記載されていたことがわかりました。

誤って送信された書類には、結核患者の診断名や名前、生年月日などの個人情報が記されていて、保健所は受け取った住人に連絡して謝罪しました。

患者に対しては医療機関が謝罪したということです。

この家には過去にも保健所宛てのファックスが届いていましたが、今回も含めて、そのつど破棄されていたため詳細はわからないとしています。

令和4年度に作成した最大14人の職員の名刺でファックス番号が間違っていた可能性があり、保健所は去年4月に新たに名刺を作成する際、番号の誤りに気がつき修正しましたが、個人情報が流失している可能性までは考えなかったということです。

南部保健所は「誤った名刺を渡してしまい申し訳なく思います。今後は複数で確認して再発を防ぎたい」と話しています。

 

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