ピースナイン推薦図書
『腐敗する法の番人』
平凡社新書
定価 980円(税別)
腐敗する「法の番人」: 警察、検察、法務省、裁判所の正義を問う (1050;1050) (平凡社新書 1050) 新書 – 2024/2/19
鮎川 潤 (著)
《目次》
はじめに
第1章 警察の利権
第2章 二の足を踏む検察
第3章 法務省と現場
第4章 誰のための裁判所か
第5章 司法の再生を考える
おわりに
参考文献
《概要》
正義の実現をめざすべき警察、検察、法務省、裁判所が、与えられた権限を踏み越えて、国民の生活を侵害したり、自らの組織の利益や、私利私欲のために行動を取ることがある。癒着、天下り、裏金、文書の改竄・捏造、冤罪――。こうした腐敗は、知らぬうちに社会の基盤をも崩しかねない。強大な権力を持つ者こそ、自ら襟を正すべきではないか。
長年にわたって司法の現場をつぶさにみてきた著者が、「法の番人」が抱える課題について検討し、その解決策を探る。