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「自民党と統一教会との癒着も総選挙の争点にならなければおかしい」教団問題に取り組む弁護士が訴え

日刊ゲンダイ

 

 

与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に【一覧あり】

【別表】安倍元首相の甥も危うい(C)日刊ゲンダイ

 

 “裏金隠し”の総選挙は、20日がラストサンデー。窮地に立たされているのが、野党候補とのサシ勝負に臨む自民党・公明党の候補者の面々だ。

 

  [長野]裏金とカルト支援という「お守りを失った」世襲議員の焦燥【裏金総選挙「全289区」当落予想】 

 

 今回の衆院選(27日投開票)は、全国289選挙区のうち44が事実上の与野党一騎打ち。報道各社の世論調査や日刊ゲンダイの取材をもとに、自公候補者の落選危機リストを作成した【別表】。半数にあたる23人の与党候補が当落線上にいるか、野党候補にリードを許している

  中でも旗色が悪そうなのが、新潟5区の高鳥修一前衆院議員。安倍元首相からもらったというネクタイを締めて選挙戦を戦い抜く覚悟だが、小選挙区を落としても比例復活を許されない苦しい立場。16日の高鳥候補の総決起集会を取材したジャーナリストの横田一氏がこう言う。 「会場は熱気に包まれていましたが、ユニホーム姿の建設業者らしき支援者がチラホラ。話を聞くと、『会社から行けと言われたから来た』と。動員・組織力に頼ったお馴染みの選挙戦を展開するものの、高鳥さんは『本当に後がない』と危機感をあらわにしていました」

「裏金」「旧統一教会」2つの“”十字架に加えて…

 

強烈な保守タッグ(C)日刊ゲンダイ

 

 この日の応援弁士は、高鳥候補が総裁選で推した高市早苗前経済安保相だった。高鳥候補は集会後の囲み取材で「(現首相の)石破さんがダメだとは言わないが、高市さんを応援し続ける」と明言。裏金づくりかつ旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着という2つの十字架に加え、「高市推し」が凶と出そう。

 

  安倍元首相の甥っ子である岸信千世前衆院議員(山口2区)も当落線上だ。初出馬した昨年4月の補選は辛勝。今回は新たな区割りとなり、大票田である周南市での票の掘り起こしを余儀なくされている。信千世候補を支援する地元議員は「岸信千世の名前を浸透させるには解散が早すぎた」と肩を落とす。  沖縄1区はれいわ新選組が当初、独自候補を擁立したが、地元の反発などを受けて取り下げ。自民の国場幸之助前衆院議員は、無所属の下地幹郎元衆院議員に保守票を食われる苦しい展開だ。

  佐賀1区の原口一博前衆院議員は反ワクチン活動に熱を上げている。地元有権者はどう審判を下すのか。

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  野党との一騎打ち勝負に、窮地に立たされた自民党・公明党の候補者たち。

●【もっと読む】石破自民は反省ゼロ!「非公認」逃れた“裏金議員”34選挙区はココだでは、非公認を逃れた裏金議員34人の選挙区の一覧表と併せて詳報している。

 

与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に【一覧あり】(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

 

 

 

石破自民は反省ゼロ!「非公認」逃れた“裏金議員”34選挙区はココだ【一覧付き】

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 【別表】非公認を免れた裏金議員34人、「反省ゼロ」を露呈したようなもの(C)日刊ゲンダイ この記事の画像を見る(2枚)

 いよいよ総選挙(15日公示、27日投開票)。戦後最短の就任わずか8日後に衆院を解散した石破首相は9日、「日本創生解散」と銘打っていたが、どう見ても「裏金隠し解散」だ。

 自民党は解散当日まで裏金議員の扱いをめぐってゴタゴタした。9日に12人の非公認を発表。既に固まっていた萩生田元政調会長ら6人に、菅家一郎氏、細田健一氏、中根一幸氏、越智隆雄氏、小田原潔氏、今村洋史氏の6人を追加した。越智氏は不出馬を表明済みだ。

 非公認の追加判断は「地元の理解が進んでいるかどうか」とされていたが、その実態は「党で情勢調査して当選可能性を判断した。当選第一主義だ」と党幹部が明かしている。つまり、落選濃厚だから切り捨てたという話で、判断基準は選挙の当落。政治不信を招いたことへの「反省ゼロ」を露呈したようなものだ。

「非公認を追加したのは、裏金問題に対する処分ではなく、すべては選挙対策目的。選挙情勢が厳しいため、やった感を出しただけです。非公認の線引きも曖昧。本来なら、裏金議員は全員非公認だっておかしくありません」

 

 有権者は野党への「戦略的投票」も選択肢

 

(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

石破自民は反省ゼロ!「非公認」逃れた“裏金議員”34選挙区はココだ【一覧付き】|日刊ゲンダイDIGITAL