千葉県習志野市鷺沼では、習志野市民には一切説明会開催せず、野村不動産竹中工務店等の違法なシールド工法下水道工事強行
自分の家の下を、許可なくシールド工法で工事を知らない習志野市住民たち!
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広島県
広島市の道路陥没事故 シールドマシン不具合で陥没広がったか
先月、広島市西区で地下の掘削工事中に道路が陥没し周辺の建物に被害が出た事故をめぐり、事故の直前、泥水が大型の掘削機械の「シールドマシン」の下の部分からトンネル内部に流れ込んでいたことが関係者への取材で分かりました。本来はトンネル内部に流れ込まない仕組みになっていて専門家は「不具合が発生してシールドマシン前面の土が緩んで地表近くまで達し、陥没が広がった可能性がある」と指摘しています。
先月26日、広島市西区の福島町で、雨水を地下にためる「雨水管」と呼ばれる設備を作るため地下の掘削工事をしていたところ道路が陥没し、周辺の建物12棟に被害が出て、今でも少なくとも20世帯34人が避難生活を余儀なくされています。
掘削工事は地下およそ30メートルで大型の掘削機械の「シールドマシン」を使って行われていましたが、当時、トンネル内部に設置されていたカメラの映像にシールドマシンの下の部分からトンネル内部にむかって泥水が湧き出るように流れ込む様子が写っていたことが関係者への取材で分かりました。
通常、シールドマシンの先端とトンネル内部は「隔壁」と呼ばれる壁で遮られていて、掘削した土砂や水はシールドマシンに取り付けられた「スクリューコンベヤ」で運び出されます。
運び出された土砂や水は今回の工事では配管を通じてトンネルの外まで搬出されるため、本来はトンネル内部には出ないようになっていたということです。
シールド工法に詳しい早稲田大学の小泉淳名誉教授は「隔壁かスクリューコンベヤの付け根付近に不具合が起きたと推察される。不具合によって圧力が下がり、シールドマシン前面の土が緩んで地表近くまで達して陥没が広がった可能性がある」と指摘しています。
工事を受注していた共同企業体の1つの「清水建設」はNHKの取材に対し「現段階では今回の事故の原因については分かっておらず、引き続き原因究明に向けて市と協議をしながら実施していく」としています。
事故をめぐっては工事を発注した広島市が有識者による委員会を設置し、事故原因の究明を行うことにしていて、こうした不具合の可能性と陥没との関係についても調べるものとみられます。
広島市の道路陥没事故 シールドマシン不具合で陥没広がったか | NHK | 広島県
東京都
東京 調布 道路陥没から4年 地盤補修工事 完了のめど立たず
東京 調布市の住宅街で、道路の陥没が見つかってから18日で4年です。陥没の原因は地下のトンネル工事とされ、工事を行う東日本高速道路は現場周辺で地盤の補修工事を進めていますが、依然として完了のめどは立っていません。
4年前の2020年10月18日以降、調布市の住宅街で道路の陥没や地中の空洞が相次いで見つかりました。
現場の地下深くでは東日本高速道路が「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事を行っていて、会社などが設置した有識者委員会はこのトンネル工事が陥没や空洞の原因だとしています。
このため会社は、現場周辺での掘削工事を中断するとともに、トンネルの真上の幅16メートル、長さ220メートルの範囲で緩んだ地盤の補修工事を進めています。
会社によりますと、補修工事を行う範囲にある、およそ30軒のうち9割で住宅の買い取りや一時移転の交渉などを終え、これまでに19軒の建物が解体されたということです。
しかし、交渉が終了していない住宅があることなどから、依然として補修工事の完了のめどは立っていないということです。
また、地下のトンネル工事は、陥没が見つかった地域を含む一部の区間について、住民からの仮処分の申し立てを受け、東京地方裁判所が中止を命じて現在も掘削が止まっています。
一方、ほかの区間では、巨大な掘削機、シールドマシンが土を取り込みすぎたことなどが陥没の原因になったとみられることを踏まえ、削った土の量を厳格に把握するなどの再発防止策をとり、掘削を再開しています。
東日本高速道路は「少しでも早い地盤の補修完了に向けた取り組みを行っており、責任をもって地盤補修工事を実施します」とコメントしています。
工事に伴い別の地域に転居を決めた住民も
道路が陥没した東京 調布市の東つつじヶ丘の住宅街では、地盤の補修工事に伴って住民の転居が進んでいます。
長年、この地域に住む丸山重威さん(83)は44年暮らした自宅を離れ、別の地域に引っ越すことを決めました。
高齢ということもあり、丸山さんは新たな生活を始めることへの不安や憤りを感じているといい「若い人だったら新しいところでこうしようっていうことができるが、そういうエネルギーを作ることが大変だ」と話しています。
愛着のある地域で暮らし続けたいという思いと、すぐそばで陥没が起きて安全性に不安を覚える気持ちの間で葛藤を抱えてきた丸山さんは、事業者から工事の資材や機材の置き場として住宅の買い取りを提案されたことをきっかけに今月末の引っ越しを決意しました。
ただ、陥没から4年がたち、地盤補修工事のめどが立たない中でなぜ自分を含め地域の住民が離れなければならないのか、納得がいかないといいます。
丸山さんは「陥没事故が起きたためにどんどんと周りの家がなくなっていくことは理不尽だ。事業者は、なぜこうした被害が起きたのかなどについて、より具体的に説明してほしい」と訴えていました。