人道支援関係者 280人以上が死亡 昨年10月以降

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は19日、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘が始まった昨年10月以降、ガザで280人以上の支援関係者が死亡したと発表した。

多くが空爆の巻き添えになったと非難した。

過半数が国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員で、ほとんどがパレスチナ人。
 世界的にも、2023年の1年間に33カ国の紛争地で、任務に従事していた支援関係者計280人が亡くなり、過去最悪を記録した。

半分以上は10月以降に死亡しており、ガザの死者数急増が原因だとみられる。
 2024年の世界の死者数も8月7日時点で172人を記録しており、危険な状況が続いている。

  (【エルサレム共同】8月21日「毎日新聞」朝刊2面より)