最高裁判所を「人間の鎖」で包囲しよう!抗議しよう!
最近の最高裁は≪なんかおかしい≫批判の声をあげよう
6月17日(月)の最高裁行動は私も初めての経験、初めての行動
柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
◎ 6月17日(月)は、東京都千代田区隼町の最高裁判所を「人間の
鎖」で抗議・包囲しようという、珍しい行動が呼びかけられている
「人間の鎖」で最高裁を包囲するには700人もの人が必要だとい
平日=月曜の昼間(12時から13時)だ。働いている人は、半日
暇を取らないと参加できない行動だ。
700人もの人を本当に集められるのかどうか期待しているが、参
についていちまつの不安がよぎる。
◎ 呼びかけは、6・17最高裁共同行動実行委員会。私も1カ月ほど
前、そこの方と千葉の友人(計2人)がたんぽぽ舎へ訪ねて見えて
間の鎖」に協力を要請されたとき(カンパも要請された)、とても
ある行動だと思った。
けれど、700人を集めるのはかなりの力量が必要、3~4年続い
コロナ禍の悪影響で人の集まりや大衆行動が少なくなっている東京
状を思い浮かべて、心配しつつ、でも、できるだけ協力しようと、
させたいと思ってこの1ヶ月間努力してきた。
たんぽぽ舎での講座・学習会の参加者や、たんぽぽ舎の運営委員へ
会あるごとに呼びかけ、ビラを渡して訴えてきた。
参加者だけで700人集めることに不安があったので、ある日思い
「原発再稼働反対!」「東京圏に一番近い東海第二原発うごかすな
の横断幕を持っていこうと考えた。横断幕を15人で持つと、30
参加していると同じ効果になるので。
呼びかけ団体の人へそのことを話したら、賛成してくれたので横断
も用意し始めた。
◎それらの努力のかいあって、たんぽぽ舎関係で参加できる人=1
確定できた。横断幕も15枚以上用意できた。
新しく作りつつある横断幕は「最低裁判所は許されない」という
ユニークな文字が書かれている。
6月17日(月)の結集力と反応が楽しみだ。
かなりのインパクトを与える6・17「人間の鎖」だ。
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国の責任 共に問い続ける 6・17最高裁囲む「人間の鎖」
福島第一原発事故「国の責任否定」から2年
被災者や全国の原告ら参加
国に原発事故の責任はないのか-。東京電力福島第一原発事故を巡
り、国の賠償責任を否定した最高裁判決から2年となる17日、被
訴訟の支援者らが最高裁を囲む「人間の鎖(ヒューマンチェーン)
抗議の意思を示す。
今も裁判で闘う原告らは「このまま国が責任を取らず、事故が
なかったことにされたら、また事故は起きる。子や孫に残す将来は
の責任」と訴える。 (片山夏子)(後略)
(6月14日「東京新聞」朝刊23面より抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/art
原発依存 住民安全後回し 女川原発2号機 9月再稼働
工事・交付金で潤う町 事故なら孤立恐れ
東北電力女川原発が立地する宮城県女川町は、人口減少が進む上に
済基盤の水産業を取り巻く環境も厳しく、原発依存を脱却できない
そのためなのか、東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受け、原発
被災したにもかかわらず、強い反対もなく町や県は再稼働に同意し
ただ、原発は牡鹿半島の中央付近に位置し、深刻な事故が起きれば
民の孤立など避難は困難を極める。(渡辺聖子、荒井六貴)(中略
半島にある女川原発は避難時の制約が大きく、事故が起きた際のリ
クは計り知れない。30キロ圏の3市4町には約18万8500人
そのうち半島の先端から陸路で避難する人は、原発方面に向かう計
になっている。地震や津波の複合災害で道路が寸断すれば、孤立す
れがある。 (中略)
屋内退避を巡っては、原子力規制委員会が4月に、退避期間などの
論を始めたばかりだ。きっかけは1月、女川原発の立地自治体との
交換だった。
年度内は議論が続く見通しで、結論を待たずに再稼働となる。
住民の安全確保が後回しになる形だ。
(6月14日「東京新聞」朝刊2面「核心」より抜粋)
◆海抜29mの防潮堤…女川原発再稼働へ着々 福島民友記者ルポ
東北電力は13日、再稼働に向けて5月末に安全対策工事を完了し
川原発(宮城県女川町、石巻市)構内や2号機の一部を報道陣に公
た。新たな設備に費やされたのは約11年の年月と約5700億円
9月ごろの再稼働を見据える原発に入り、現状を取材した。
(報道部・多勢ひかる)
原発と海を隔てる防潮堤。大津波の流入を阻止するため、高さ海抜
m、総延長約800mの巨大な壁が立ちはだかる。
東日本大震災前の敷地の高さは海抜14.8mだった。最新の知見
る最高水位23.1mに十分な余裕を持たせた上、流されたがれき
衝突することも想定した。(中略)
再稼働を目指す中、今後も徹底した安全管理と住民への丁寧な説明
求められる。 (6月14日「福島民友・みんゆうNet」より抜粋)
https://www.47news.jp/11058780
◆柏崎刈羽原発避難路整備、国が費用負担
伊藤信太郎原子力防災担当相は6日、新潟県の花角英世知事と内閣
で面会し、県などが求めていた東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市
羽村)の事故時の避難路整備について、国が費用の全額を負担する
えた。
国や東電がめざす同原発の早期再稼働は知事の地元同意が焦点で、
難路整備は判断材料の一つとされる。(後略)
(6月7日「毎日新聞」より抜粋)