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2024年4月1日 07時15分東京新聞
<PFASを追う>地下水の広がりから汚染探る 国分寺で市民団体が学習会
東京都・多摩地域の水道水源で発がん性の疑われる有機フッ素化合物(PFAS(ピーファス))が検出されている問題で、地下水の広がりから汚染の実態を考える学習会が31日、国分寺市のひかりプラザで開かれた。
佼成学園中学・高校の教諭で地学団体研究会所属の北爪牧さん(60)が、地下水の流れを解き明かすため、多摩地域の地質や断層などについて解説。
地下水がどのように広がっているか、図を示しながら説明した。
北爪さんは「汚染された地下水がどこから流れてきたのか、さらに調べていくことが重要」と指摘した。
多摩地域ではPFASの汚染源の一つとして、米軍横田基地(福生市など)が疑われているが、全体像は明らかになっていない。
学習会は、市民団体「PFAS汚染を考え、安心で住みやすい国分寺を創る市民の会(PFAS国分寺市民の会)」などが主催した。(岡本太)