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💣宇治へミサイル配備?! 祝園へ大型弾薬庫建設?!💣
 〜ミサイル買うより、福祉・教育に予算を〜

講師:坪井久行さん(相楽平和委員会代表、精華町議員)

◇日時 3月24日(日)午後2時〜4時
◇会場 交野市ゆうゆうセンター3階研修室
(JR 学研都市線「河内磐船」から徒歩5分
 京阪交野線「河内森」から徒歩7分)
◇参加資料代 ¥500
◇主催:憲法とくらしを考える会

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安保3文書がこんなに早くこんな近くにやって来た!

2022年12月16日、岸田政権のもとで防衛戦略稔て改定「安保3文書」が閣議決定されました。
地元の市民団体「憲法とくらしを考える会」は、学習会を行い、
2023年5月には琉球弧におけるミサイル配備の実相と安保三文書が
戦争準備のためのものであることを伝えたいと考え、
交野「青年の家」で展示を行いました。

同じ5月、エルおおさかで行われた「アジアから問われる日本の戦争」展では伊波洋一さんの講演を聴きました。
タイトルは「岸田軍拡・安保3文書で日本全国が戦場になるってホンマなん?」。
そこで伊波さんが話されたのは、端的にいえば、アメリカのために戦場とされる日本の近未来でした。

なるほどと腑に落ちる話ではありましたが、今考えるとまだまだ日本が戦場になることを想像できていなかったように思います。

今年になって、1月の「憲法とくらしを考える会」で、宇治へミサイル配備!と聞いた時はびっくりしました。

それは、まさに憲法を無視した安保3文書による、
いわば日本全国を戦場にする「日本の戦争」の準備といえます、
このまま政府の方針に従えば、京都や大阪が「標的」となることさえ起こり得ません。
さらには、そこから敵基地攻撃が行われる可能性もあります。

3月24日(日)「憲法とくらしを考える会」は、
相楽平和委員会代表であり精華町議員の坪井久行さんをお招きし、
陸上自衛隊祝園分屯地で計画されているミサイル弾薬庫造営のお話をお聞きします。

精華町は京都・大阪・奈良の3府県にまたがる関西文化学術研究都市の中心地で、
町内には多くの企業の研究施設や国立国会図書館関西館があり、住宅も多いところです。

そんなところにある祝園分屯地は、本州の陸上自衛隊弾薬庫施設では最大級の規模といわれています。
今回、海上自衛隊と共同使用することで、南西諸島や九州だけでなく、
本州でも有事に備えた補給拠点が整備される形になるといいます。
反撃能力保有を決めた安全保障関連3文書により、
全国で火薬庫増設計画が進められる中で陸海の共同使用の方針が決まった初のケースとも。

防衛省は2024年度予算案に祝園分屯地内にある関西補給処祝園弾薬支処の火薬庫を8棟増設する設計・工事費102億円を計上。
安保3文書に基づく個別の火薬庫整備の予算額としては、これまでで最高といわれています。

安保3文書の一つ「防衛力整備計画」(23~27年度)は、敵の射程圏外から攻撃できる長射程ミサイルの整備に、
前回計画の25倍に当たる5兆円を投じ、弾薬・誘導弾も2倍の2兆円分取得すると言います。

祝園分屯地はうちから車で30分、近くにはけいはんな公園があり、同志社大学もすぐ近くにあります。

安倍政権による琉球弧軍事強化と岸田政権の安保3文書改定の大軍拡がもたらす基地強靭化により
アメリカの対中国戦略に巻き込まれないためにも、
ぜひ、今、私たちのくらしのすぐ側で何が起こっているのか、学習会にご参加ください。