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島根原発2号機施設で男性死亡
  工事中にコンクリート落下し下敷きに


 21日午後2時半ごろ、中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句)の廃棄物処理施設で、基礎を強化する工事をしていた松江市春日町、協力会社社員の男性が落下したコンクリート塊の下敷きとなり、搬送先の病院で死亡が確認された。


 事故を受け、中電は原発内の工事を全て停止。各現場で安全を確認できた工事から再開するが、原因究明に時間がかかれば、来年8月を目指す2号機の再稼働時期に影響を及ぼす可能性がある。

 中電島根原子力本部によると、工事は廃棄物処理建物の液状化を防ぐ安全対策工事の一環で、再稼働のために必要という。(中略)

 

 施設下の地中で男性が作業していたところ、建物の基礎構造に付着していたコンクリートの塊が2m上から落下したという。
 

 大きさは縦5.2m、横1.4m、厚さ0.15m。コンクリートは掘削に伴い、むき出しになっていた。(中略)
 

 島根原発内での死亡事故は2010年4月、協力会社の男性が建設中の3号機建屋の原子炉圧力容器内で転落死して以来となる。(井上雅子
 

      (12月21日「山陰中央新報デジタル」より抜粋)
https://www.47news.jp/10296387.html