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北海道放送
任意捜査中に弁護士との電話連絡を制限したのは違法、道に賠償命じる 札幌地裁 道警「判決内容を精査し対応を検討」
任意捜査中に、道警が弁護士からの電話に応答させなかったのは違法だとして、男性が道を訴えた裁判の判決で、札幌地裁は25日、道警の行為の違法性を認め賠償を命じました。
訴状などによりますと、現在、刑務所に服役中の原告の男性は、札幌市で2021年９月、捜査車両の中で警察官に任意の採尿を求められた際、警察官が弁護士からの電話に応答させなかったのは違法だと主張して、道警を所管する道に損害賠償を求めています。
判決で札幌地裁は「警察官が電話連絡を制限した措置を正当化する事情は認められない」と判断し、道警の行為の違法性を認めました。
そして道に対し、男性と弁護士に合わせて16万円の損害賠償を支払うよう命じました。
道警は「判決内容を精査し対応を検討してまいります」とコメントしています。
北海道放送（株）
