問題:原発事故で溶けおちた核燃料などにふれた水を、海に捨てている国は?
 

  原発汚染水クイズに戸田市から言論統制
 

 高橋峰子 (原発を考える戸田市民の会)

1.埼玉県戸田市で11/5開催の『とだ環境フェア』クイズラリーに私たちが出した以下のクイズ

◎問題:これまでに原発事故で汚染された水を、

     海洋放出した国は
 

☆回答1 ない
     2 日本(福島第一)だけ
   3 アメリカ合衆国(スリーマイル島)と

              旧ソ連(チェルノブイリ)など

※解説:原発過酷事故に限ると日本、アメリカ合衆国、旧ソ連の3か所で、日本以外は海洋放出していない。

 

 東京電力は8/24汚染された水の海洋放出を始めた

 上記の変更を求められ、詳細を聞き意見を伝えて再提出しました。


◎問題:原発事故で溶けおちた核燃料などにふれた水を、海に捨てている国は?

※解説:東京電力は原子力発電所の過酷事故で生じた水を、多核種除去設備ALPSで処理し、今年8月海洋放出を始めた。この水にはトリチウムの他にも少量複数の放射性物質が含まれ、30年以上続く放出の終了時期もハッキリとは決まっていない。

2.これに対し戸田市役所環境課から10/3届いたメール(要約)は、 「ご提出の問題・解答について(実行委員会)幹事にも共有した結果、幹事から以下の修正案等が提示されましたので、ご対応いただけますと幸いです。

 

<懸念事項等> この表現のままだと誤解しかねない / 触れたのは確かだが処理をして放出している / 海洋放出 → 捨てるが不法に無責任にのイメージ
 

<対応方法(案)> 経産省の発表に沿う形で書いてほしい / 修正案例 」

 実行委員会幹事を前面に出す巧妙な言い分。会の対応は現時点で未定です。

 

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