9月28日「河北新報」より抜粋

 

 

再稼働を来年5月ごろに延期 宮城・女川原発2号機


 東北電力が来年2月に再稼働を計画していた女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働時期について、来年5月ごろに延期する方向で調整していることが28日、分かった。安全対策工事の追加工程を精査し、工事完了時期をこれまでの11月から来年2月に見直す。工事完了の延期は6回目。


 28日にも原子力規制委員会に工事計画変更届などを提出するとみられる。工事完了と再稼働の時期の見直しに伴い、営業運転再開も来年6月ごろにずれ込む見通しだ。


 安全対策工事の追加工程は、電線(ケーブル)管の火災防護対策で、発電所内で火災が発生した場合に電線が損傷しないように電線管の周囲を耐火材で覆う。関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)で2021年度の原子力規制検査で不備が発覚し、規制委が全国の原発に対策を求めていた。

 

(後略)        
https://www.47news.jp/9919172.html