自衛隊の最高指揮官 岸田首相、10人乗り陸自ヘリ不明の渦中に 森喜朗氏らと会食
その重大事故で隊員の命が心配されている最中、最大派閥の首領に呼び出され、何の疑問もなく宴会に興じる岸田総理
陸自ヘリ消失
陸自ヘリ消失 搭乗10人のうち8人が幹部 師団長らは先月着任
陸上自衛隊の師団長など10人が乗ったヘリコプターが、沖縄県の宮古島の周辺で消息を絶った事故で、機体には師団長を含めて8人の幹部が乗っていたことが、防衛省関係者への取材で分かりました。
師団長など複数の幹部は先月着任したばかりで、陸上自衛隊は島の地形を確認するために周辺を飛行していたとみて調査を進めるとともに、捜索を続けています。
6日午後、陸上自衛隊のUH60多用途ヘリコプターが沖縄県の宮古島周辺を飛行中に消息を絶った事故では、熊本市に司令部がある第8師団のトップの坂本雄一師団長など合わせて10人が乗っていたことがわかっています。
防衛省は7日午後、10人の所属の内訳について
▽第8師団司令部が坂本師団長を含めて5人
▽ヘリコプターを運用している第8飛行隊が4人
▽宮古島駐屯地にある宮古警備隊が1人だと明らかにしました。
また10人うち、幹部は8人だったことが防衛省関係者への取材で新たに分かりました。
第8師団司令部の5人は、いずれも司令部の中核を担う幹部で、坂本師団長以外の4人は階級が1等陸佐から3等陸佐だということです。
坂本師団長など複数の幹部は先月着任したばかりで、陸上自衛隊は島の地形を確認するために周辺を飛行していたとみて調査を進めています。
一方、これまでの捜索では
▽「陸上自衛隊」と書かれた救命ボートやドアのほか
▽回転翼のブレードなどが宮古島と橋でつながる伊良部島の北の海域で見つかっています。
このうち救命ボートについて、陸上自衛隊は消息を絶ったヘリコプターに積まれていたものであることが確認されたとしていて、ドアやブレードなどについても、このヘリコプターのものである可能性が高いということです。
防衛省や海上保安庁は引き続き周辺での捜索を行っています。
陸自ヘリ事故、救助の手がかり見つからず 海保と自衛隊の捜索続く
消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターを捜索する自衛隊員。洋上では艦艇が捜索にあたっていた=2023年4月8日午前9時46分、沖縄県宮古島市、藤原伸雄撮影
沖縄県の宮古島周辺で6日、陸上自衛隊の隊員10人が乗ったヘリコプターが消息を絶った事故で、海上保安庁と自衛隊は8日も現場海域の捜索を続けている。いまだ人命救助につながる手がかりはなく、隊員の安否は不明のままだ。
【動画】消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターの部品とみられる漂流物を回収する瞬間=第11管区海上保安本部提供
7日夕方からは、第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船4隻に加えて上空から捜索するためにヘリ1機も出動。自衛隊と連携し、夜通しで捜索を行っている。海保はこれまでに機体側面のスライドドアや、「浮舟」と呼ばれる救命ボートなど12点の漂流物を現場海域で発見している。
防衛省によると、8日は海空自衛隊の航空機6機、海自艦3隻、陸上自衛隊員約270人で捜索している。 航空機は、事故機が消息を絶った周辺を広範囲に上空から捜索。海自艦3隻のうち1隻は掃海艇「ししじま」で、水中カメラや水中無人機、音波で海中の物体を探知するソナーを使って捜索するとみられる。他の2隻も海上の捜索を続ける。(国吉美香、成沢解語)
朝日新聞社
陸自ヘリ不明、機体の一部の写真公開
消息不明の陸上自衛隊のヘリの機体の一部。海上保安庁提供(2023年4月7日撮影、入手)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】沖縄県宮古島周辺で6日に陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60JA」が消息を絶った事故で、海上保安庁は7日、機体の一部を回収し、写真を公開した。
公開されたのはドア1枚と回転翼の一部、折りたたまれた状態の救命用ボートの写真。 ヘリには第8師団の坂本雄一(Yuichi Sakamoto)師団長ら10人が搭乗していた。7日も周辺海域での捜索が続けられている。 浜田靖一(Yasukazu Hamada)防衛相は同日の会見で、行方不明となっている10人の「捜索に全力を尽くす」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
沖縄で陸自ヘリが行方不明 宮古島付近、複数人が搭乗
防衛省関係者によると、6日、沖縄県宮古島付近で陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明になった。複数人が搭乗していた。 行方不明になったのは6日午後4時半ごろで、レーダーから機影が消えたという。陸自が詳しい状況の確認を急いでいる。 海上保安庁によると、6日午後4時40分ごろ、沖縄県宮古島市の宮古空港から北西に約18キロの海上で、陸上自衛隊のヘリコプターUH60の機影がレーダーから消えた。巡視船4隻を出し、周辺を捜索している。