株主代表訴訟が本になった
 | 『東電役員に13兆円の支払いを命ず!東電株主代表訴訟判決』
 | 弁護団の努力と共に市民の日頃の運動が力を与えている
 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

◎【商品解説より】
 3.11東京電力福島第一原発の事故をめぐって、当時の役員の損
賠償を求めた株主訴訟で、東京地裁は役員4人に対し13兆円の支払いを
命じた。役員らが、津波地震発生の予見可能性を無視し、津波被害
防ぐ努力を怠ったことを理由とするものであった。
 直前に出された最高裁判決と真逆の内容となった判決の意義と再稼
が進められようとしている原発政策の問題点を、弁護団が明らかにする。

目次
1.13兆円損害賠償の衝撃
2.株主代表訴訟とは何か
3.勝訴判決をどう勝ち取ったのか
4.なぜ最高裁判決と異なる判決が出たのか
5.役員の刑事事件裁判への影響と闘い
6.これからの原発訴訟への示唆
7.原発再稼働への動きを批判する

著者:河合弘之(編),海渡雄一(編),木村 結(編)
出版社:旬報社   定価:1,870円(税込)
詳しくはこちらを
https://honto.jp/netstore/pd-book_31895500.html

※司法の行政追従が指摘されている中で、この裁判では裁判官が誠実に
対応した経緯が記録されている。
 弁護団の努力と共に市民の日頃の運動が力を与えている。
 また判決の内容や審理の過程で明らかとなった様々な情報は、この
裁判だけでなく、損害賠償や各地の差止請求にも活用できる内容が多々
あり参考になる。

参考 東電株主代表訴訟ウェブサイト
https://tepcodaihyososho.jimdosite.com/