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毎日新聞

荻原健司・長野市長、旧統一教会関連団体に祝意ビデオ 当選の返礼で

 政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が社会問題化する中、長野市の荻原健司市長は9日の定例記者会見で、関連団体「平和大使協議会長野支部」の会合にビデオメッセージを送っていたことを明らかにした。初当選した2021年10月の市長選で、旧統一教会関係者が街頭演説に来たことへの返礼の気持ちだったという。

 

  会見などによると、送ったのは1月下旬。会合は、会員の親睦を深め、互いに祝福し合う趣旨で開かれ、お祝いを述べた。同支部から市秘書課に依頼があり、政務として出すことを決めた。荻原市長は「旧統一教会がかつて社会問題化したことは知っていたが、最近はそういう情報に接していなかった。今の状況を考えると(メッセージを出すかどうか)もっと慎重に判断するべきだった」と述べ、今後は接触すべきではないとした。【去石信一】

 

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