発信地:ストックホルム/スウェーデン
原因不明の小児肝炎、欧州諸国や米国でも症例報告
【4月20日 AFP】欧州疾病予防管理センター(ECDC)は19日、英国の子どもの間で最初に確認された原因不明の肝炎が、欧州4か国や米国でも報告されたと発表した。
ECDCによると、デンマーク、アイルランド、オランダ、スペインで症例が確認され、米アラバマ州でも9件の疑い例が報告されている。世界保健機関(WHO)は15日、英国で5日以降に重度の急性肝炎84件が報告されており、症例は今後さらに増える見通しだとしていた。
英国の患者のうち6人は、症状の悪化により肝臓移植を受けた。