第10回石綿問題総合対策研究会のご案内
第10回研究会
2022年2月5日(土)〜6日(日)
東工大大岡山キャンパス
/オンライン併用
抄録集へのリンク(準備中)
(パスワードが必要です。)
プログラム (順次情報を更新しています。演題は、仮題ならびに一部予定を含みます。)
(2021.12.21現在)
2月5日(土)
午前の部
1.既存アスベストの調査と分析 9:30〜11:10
- 「とりまとめ報告」 外山尚紀(東京労働安全衛生センター)
- 「SEM-EDSによるアスファルト層のアスベストの元素マッピング」 Nath Krishna(ユーロフィン日本総研)
- 「アスベスト定量分析法の違いによる結果比較と考察」 藤井紳伍、辻 秋人、佐々木信廣、飯田哲哉(環境リサーチ株式会社)
- 「神戸市レベル1見落とし事前調査の報告」 永倉冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
- 「アスベスト処理の現状及び今後の課題について」 須藤元
- 「降雨に伴う劣化スレート板からのアスベスト飛散」 板野泰之(大阪市立環境科学研究センター)
2.医学・医療(1)(名取雄司) 11:20~12:00
- 「とりまとめ報告」 名取雄司(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
- 「建設アスベスト訴訟 原告の声」 星川昭三
午後の部
3.医学・医療(2)(井内康輝) 13:00~13:40
- 「胸膜中皮腫の治療の進歩、今後の胸膜中皮腫の治療の考え方(仮)」 藤本伸一(岡山労災病院)
4.既存アスベストの管理と除去(金子岳史) 13:50~15:10
- 「とりまとめ報告」 大田黒信介、金子岳史(株式会社EFAラボラトリーズ)
- 「クラウド監視カメラ(見える化)によるリスクコミュニケーションの検証」 新城匡司
- 「安全は全てに優先! (建設業労働災害防止協会標語)」 藤林秀樹((株)藤林商会)
5.法改正の動向と対応(外山尚紀) 15:20~16:50
6.ポスターセッション 17:00〜17:40
- 「悪性胸膜中皮腫や肺癌に関する石綿被害救済制度の問題点」 岡部和倫(ベルランド総合病院)
- 「悪性胸膜中皮腫患者の摘出肺に含まれるアスベスト小体数」 岡部和倫(ベルランド総合病院)
- 「肺癌に対する石綿被害救済制度で、胸膜プラークは適切に判定されているか?」 岡部和倫(ベルランド総合病院)
- 「悪性胸膜中皮腫や肺癌に関する労災保険制度の問題点」 岡部和倫(ベルランド総合病院)
- 「アスベスト分析の精度に関する日環協の取り組み」赤木利晴((一社)日本環境測定分析協会)
- 「日本におけるcovit‐19パンデミック便乗型アスベスト暴露解体工事強行・持続不可能な都市開発犯罪について:SDGsターゲット16」 垣内つね子(国連経済社会理事会特別協議資格NGO 言論・表現の自由を守る会)
(懇親会)
2月6日(日)
午前の部
7.災害・廃棄物(寺園淳) 9:30~10:20
- 「とりまとめ報告」 貴田晶子( 一般社団法人 建築物石綿含有建材調査者協会)、寺園淳(国立環境研究所)
- 「東日本大震災10年後の石巻市沿岸地区のアスベスト調査報告」 永倉冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
8.パネルディスカッション:アスベスト問題の総合対策に向けたこれからの10年(阪本将英) 10:30~12:00
- 「既存石綿への法的対応のいま ~どのような未来が見えるか (仮)」 北見宏介(名城大学)
- 「見えないものを見る~大気中アスベスト濃度の測定~」 飯田裕貴子(株式会社環境管理センター)
- 「『見えない』被害を伝える~東北のアスベスト問題」 片山佐和子(河北新報社)
- 「アスベスト災害と政治経済学」 南慎二郎(立命館大学)
午後の部
9.ILO条約と国内法(名取雄司) 13:00~13:50
- 「国内法とILO条約の関係に関する総論(仮)」 下山憲治(一橋大学)
- 「情報公開資料の内容と国内法の問題点」 井部正之(ジャーナリスト)
10.関連訴訟の動向と被害者救済(南慎二郎) 14:00~15:30
- 「とりまとめ報告」 南慎二郎(立命館大学)
- 「建設国賠訴訟の動向」 伊藤明子(弁護士)
- 「石綿(アスベスト)被害救済のための「新たな」制度に向けての提言」 吉村良一(立命館大学)
- 「社会学からみた被害構造論」 堀畑まなみ(桜美林大学)
- 「石綿健康被害救済法改正のために」 斎藤洋太郎(アスベスト患者と家族の会連絡会)
11.地域の取り組み・リスクコミュニケーション 15:40~16:50
- 「とりまとめ報告」 村山武彦(東京工業大学)
- 「兵庫県下学校施設におけるアスベスト実態調査報告」 上田進久(兵庫県保険医協会)
- 「旧エタニットパイプ大宮工場のアスベスト労災損害賠償請求訴訟最終弁論要点と攻防」 村上博子(全労協全国一般東京労働組合日本エタニットパイプ分会)
- 「広くアスベスト問題を伝えるための動画教材の作成」 榊原洋子(愛知教育大学)
会場
東京工業大学大岡山キャンパス西9号館2階デジタル多目的ホール(オンラインによる参加も可)
〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
(東急 大井町線/目黒線 大岡山駅 徒歩5分)駅からの地図
参加費用
参加費:4,000円(年会費1,000円を含みます。)
国・自治体等行政機関の方は無料です。
参加申し込み(2022年1月31日(月)締切)
第10回研究会は通常の会場での開催を予定していますが、新型コロナウィルスの感染状況により、オンライン開催のみに変更を余儀なくされる可能性があります。そのため、原則として事前のお支払いをお願いしています。
上記システムによりお申込み・お支払いいただいた情報を確認のうえ、開催日の1週間ほど前に参加者IDとオンライン参加マニュアルをお送りする予定です。
※上記サイトではクレジットカードによるお支払いをお願いしています。銀行振り込みをご希望の場合は、事務局までお知らせください。sekimenmondai.ken@gmail.com