習志野市の消防職員、今度は私的に救急車を使用?(朝日新聞デジタルの記事)
2021-08-05 14:40:48
(ブログ読者からの投稿です)
こんな変なニュースが報道されています。
けがした消防署員、119番介さず救急車 近くの病院へ:朝日新聞デジタル
千葉県習志野市消防本部の中央消防署で6月、勤務中に指にけがを負った当直責任者の男性消防司令(49)が、救急車を使って、署に近い病院まで搬送されていたことがわかった。
市消防総務課によると、消防司令は同月20日午前11時ごろ、清掃作業中に手の指を切る軽傷を負った。応急処置をしたが止血が出来ず、けがをしてから約40分後に119番を介さず救急車を利用。中央署から徒歩5分以内の習志野第一病院に救急搬送し、縫合処置などを受けた。治療中待機させていた時間を含め、救急車を使用したのは約36分間にわたったという。
同月28日に牟田弘署長がこの消防司令に対し「署員の救急車利用は、市民から私的利用との誤解を招きかねない」と注意をしたという。同課は取材に対して救急車の利用は適正だったとの認識を示したうえで、「出動要請には近隣署の救急車で対応出来るため、市民への影響はない」と説明した。
総務省消防庁は、出動回数の増加や救急車不足から、タクシー代わりの不適切使用や不要不急の利用を控えるよう呼びかけている。県内では2月、市原市内で昨年8月に救急車や公用車を私的に使用したなどとして、市消防局長を停職1カ月の懲戒処分にしている。(上保晃平)
病院まで歩ける距離なのに 「影響ない」で済ませて良いのか
《解説》
中央署の署長は「署員の救急車利用は、市民から私的利用との誤解を招きかねない」と注意したという。しかし、署員でも市民でも緊急性があるのであれば、救急車を利用することはなんら問題はない。この注意で重要なのは、「この程度で」という問題意識があったかどうかだ。(以上、朝日新聞デジタルの記事から)
このニュース、いったい何なのでしょう。
6月に中央消防署で、勤務中に手の指を切った消防司令(49)が、救急車を使って習志野第一病院まで搬送させ、縫合を受けた。救急車を使用したのは約36分間にわたった、というニュース。いったい何なのでしょう。
目の前の病院に行くのに、なぜ救急車を使った?
勤務中でも重体なら、救急車を使うのも当然でしょう。縫合が必要なぐらい深く切ったのならかなりの出血だったでしょうが、しかしよく考えると、それが消防の救急隊で止血できないというのも変な話。そして、目の前の第一病院まで行くのに、消防のライトバンとか、自動車通勤している誰かのマイカーを出させたというならわかりますが、わざわざ待機している救急車を出したというのも変な話です。
前々からハラスメント騒動などが続いている消防本部。これでコロナ対応など無理でしょう。習志野市の感染、昨日は21人。
(編集部より)
いただいた投稿にも書かれていますが、消防署から習志野第一病院までの距離は、わずか200メートルほど。すぐ目の前です。何で救急車を使ったのでしょうか?何とも変なニュースです。
習志野市の消防署、ここのところ不祥事が続いています。
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