浪江町HP  「2021年7月22日付浪江町長のメッセージ」転載

 ※ 赤字は、ブログ管理人

 

 

 

 【町長メッセージ】ふるさと産品の一部回収について

 

本日、沢上管理耕作組合養蜂部が採取・販売している「はちみつ」から放射性セシウムが検出されたとの報告を福島県から受けました。大変残念であるとともに、原子力災害の影響が今もなお残っていることをあらためて痛感いたしました。

 

 報告によれば、検出された値は1キログラムあたり130~160ベクレルとのことであり、食品衛生法に基づく食品中の基準値を超過していることから、生産者であります沢上管理耕作組合養蜂部において自主回収をすることとなりました。

(食品衛生法の放射性セシウムの基準値(一般食品):1キログラムあたり100ベクレル以下)

 

 また、町としましては、「浪江町産品カタログギフト2021」におきまして、当該商品をお申込みの皆様に約1,300個をお届けしておりますことから、回収することにつきまして書面にて早急にご連絡するとともに、代わりの産品のお申込みにつきましても、後日、別途お知らせいたします。

 

 町民の皆様におかれては、ご心配とご不安をおかけし、お詫び申し上げるとともに、今後とも、農業の再生を始め、町の復興に努めてまいります。

 

令和3年7月22日

浪江町長 吉田数博

 

 

このページに関するお問い合わせ先

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〒979-1592  福島県双葉郡浪江町大字幾世橋字六反田7-2
電話:0240-34-0237  ファックス:0240-34-4593

 

 

 

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7/23(金) 15:22配信中央日報日本語版

 

「放射性ハチミツ」日本福島騒然…初の基準値超えるセシウム検出


爆発事故後、稼動が中断している福島原発近くで生産されたハチミツから基準値を超える放射性物質が検出された。福島県産のハチミツから基準値を超えるセシウムが検出されたのは今回が初めて。

読売新聞は23日、福島県の発表を引用し、浪江町で生産されたハチミツから基準値を超えるセシウムが検出されたと報じた。沢上管理耕作組合養蜂部が製造したハチミツから日本政府の基準値1キログラム当たり100ベクレルを超える130~160ベクレルのセシウムが検出された。

浪江町は、2011年に東日本大震災の被害で稼働停止した福島第一原子力発電所近くの地域。まだ放射性物質の除染作業が終わっていない「帰還困難区域」が多い。沢上管理耕作組合は地元のお店などで販売されたハチミツの自主回収措置を呼び掛けている。