ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
東北電力女川原発2号機の再稼働に反対する(4つの理由
住民避難計画が不備だ、実効性がない、県民は同意していない
村井宮城県知事の「女川原発2号機再稼働同意表明」に
抗議し撤回を求める声明
「女川原発の再稼働を許さない!みやぎアクション」
本日(注)、村井宮城県知事は、須田女川町長・亀山石巻市長との三者会談を行い、女川原発2号機再稼働への「地元同意」を表明
しました。
村井知事は、「県民の総意を(国へ)伝えるのが私の役割」と言いましたが、再稼働への同意は断じて「県民の総意」ではありません。
県民世論、県民の民意を置き去りにした同意表明に断固として抗議します。
県民の命と健康、幸せな暮らしを守ることが、なによりも大切な知
「国策ありき」で同意表明しました。
村井知事が「避難計画と再稼働はリンクしない」と述べ、住民避難計画が不備であることを承知の上で同意表明したことに、特に強く
抗議し撤回を求めます。
第一に、女川原発2号機再稼働について県民の意見を聴き取り、県民の意向を確認する場がほとんど持たれませんでした。
県民投票条例を二度にわたって否決した上、県議会は請願者の意見陳述さえ拒みました。
コロナ禍の中、大幅な定員割れで強行開催された住民説明会では、国や東北電力が木で鼻をくくった回答を繰り返し、住民の疑問や不
第二に、有識者による安全性検討会においても、県議会においても
それどころか、構成員同士の意見のやり取りさえほとんどありませ
安全性検討会の報告書は意見の「羅列」であり、県議会環境福祉委員会の請願審査時間はわずか10分足らずであり、市町村長会議
2時間ばかりの意見表明のみで三者協議に「一任」しました。
このように、県民からの意見聴取も議論もまったくない中で行われ
第三に、その結果、再稼働の大前提であり、最低限の条件であるは
県自身が行った調査によって、女川原発重大事故時に大渋滞が起き住民避難に3~5日もかかるという結果が出たことに対して、国と
さらには、女川原発が「被災原発」であること、古い沸騰水型原発
本日(注)の村井知事の同意表明によって、女川原発2号機再稼働
宮城県民は断じて同意していません。
東北電力は女川原発2号機の安全対策工事が2022年までかかる
私たちは引き続き、住民避難計画の実効性の担保を大前提に、真に「県民の総意」に基づいて女川原発2号機再稼働の是非が決される
<以下の県内諸団体による共同声明です>
53団体(団体名略)
2020年11月11日
(「女川原発の再稼働を許さない!みやぎアクション」のブログよ
了承を得て転載)
詳しくはブログをご参照下さい。
http://dkazenokai.blog.fc2.com
(注):2020年11月11日です。
1.4000人超が今も戻れず 南相馬の原発避難者、
隣県(宮城県)の再稼働計画に「なぜでしょうね」
東北電力女川原発2号機再稼働ゴーサインに
避難者の苦難が忘れられたような寂しさ
11/12(木)17:41配信「河北新報」
https://news.yahoo.co.jp/artic
2.女川原発再稼働 住民の不安を拭えないまま、同意なぜ急ぐ
11/12(木 16:06配信「京都新聞社説」
https://news.yahoo.co.jp/artic
3.原子炉格納容器内の状態を一時監視できない状況に…
排気ファンが全て停止 東京電力・福島第一原発でトラブル
11/12(木)19:55配信「福島テレビ」
https://news.yahoo.co.jp/artic