宮本市長から市民への「コピペ」再回答

 

 5月9日の投稿で、新型コロナに関連して習志野市民から宮本市長に



●他市のようにスピード感をもって支援策を
●財政調整金(市民の貯金)を取り崩して支援を
●ひとり親世帯や子育て世帯、休業要請や時間短縮に応じた事業所への支援を
●11月予定の「習志野きらっと」まつりを中止し、そのお金を支援に回して
●マスクを市の備蓄品として貯蔵を

 

 

というお願いの手紙を出したところ、宮本市長から5月4日の日付入り(市民宅に届いたのは、5月8日)で
「個々の回答は控える」という「回答ならざる回答」が届き、しかも市長の直筆で「私もあなたと同じように“感情”があります。お互い温かい声を掛け合いましょう。」という不可解な文言が添えられていたため、手紙を出した市民がショックを受けた、というご報告をしましたが、この回答に対し、

「あて先の自分の名前が間違っています。『”感情”があります』というのはどういう意味なのか、再度回答をお願いします」と、市民が電話で市にお願いしたところ、今度は



5月11日付で、
あて先の名前を間違えたことへの秘書課の謝罪文と、前回と全く同じ文面(コピペ)の手紙(ただし、「私にもあなたと同じように”感情”があります云々」という添え書きは「カット」され、なぜか今回は市長の職印が押されていました)が送られてきたそうです。

(前回の市長からの回答)

 


 

 

(今回の市長からの回答、ただし、秘書課のご担当の方のお名前は〇〇…と、伏字にさせていただきました)
 

 

 

 

 この市長への手紙を出した市民の方は「市民の声をうるさいと感じるから、私にも”感情”がある、なんて添え書きをされたのかと思いますが、市民の声、うるさがらずに受け止めて頂きたい。冷え冷えとした市長回答、残念です」と感想をもらしています。

 

 

 

https://blog.goo.ne.jp/sumitai/e/e6baf9f493f891f70f29997a05ebaabb#comment-list

 

 

異常です!

 

習志野市広報(5月15日号)、新型コロナ支援金の説明はない?他市では皆コロナ特集なのに…

2020-05-16 12:20:23 | 行政

5月15日号の広報習志野が配られてきました。
真っ先に「習志野市のコロナ支援策はどうなっている?」と思って、1ページから見てみましたが、
1・2ページは「手洗い」「ソーシャルディスタンス」など一般的なコロナ予防策
3ページ以降は「第二次経営改革大綱」や「国民健康保険料改定」など、どちらかというと「不要不急」っぽい情報
「あれ、肝心の新型コロナの市民救援策はどこ?」と思ってみたら、やっと最後のページに、「新型コロナウイルス感染症に伴う助成金・給付金など」という表が載っていました。
ところが、今一番市民の関心事になっている、一人10万円の特別定額給付金については
「※詳しくは、6月1日号でお知らせします。」と小さい文字で書いてあるだけ。手続きの説明も何も書いてありません。その他の助成金・給付金も、これまで行われていた「貸付」「融資」だけ、あるいは「国に相談してくれ」というものばかりです。習志野市、一体どうなっているんでしょうか?

 


 

他市の5月15日号広報では新型コロナに対する市の独自支援策の特集が組まれています。

船橋市:売上げ減少で事業継続が困難になった事業者に最大20万円給付
    収入が減少し、住居を失う恐れがある人に、3カ月間住居確保給付金を支給
    内定取り消しや失業した人を事務パートで雇用



鎌ヶ谷市:児童手当受給世帯に、児童1人につき1万円の臨時特別給付金を支給
    内定取り消しや失業した人を市のフルタイム会計年度任用職員として雇用
    市長・副市長・教育長・議員の報酬を10%下げて、コロナ対策費に充てる

 

 


(5月16日付船橋よみうりの記事)


市川市:児童手当受給世帯に、児童1人につき1万円の臨時特別給付金を支給


松戸市:ひとり親世帯に、児童1人8万円、2人12万円、3人14万円、更に4子以降は一人につき2万円加算の緊急支援給付金

 

柏市:児童手当受給世帯に、児童1人につき1万円の臨時特別給付金を支給
   ひとり親世帯に、児童1人目8万円、2人目4万円、3人目以降2万円の緊急支援給付金を支給

 


 

 

他市では5月に臨時議会を開いて上記のような措置を決めたところが多いですが、習志野市は6月1日から始まる市議会に、ようやく以下の支援策を提案するようになったそうです。

こうして、
スピーディーに行うべき習志野市独自の支援策については、なかなか重い腰を上げない習志野市ですが、
特別定額給付金10万円を市に寄付してください、という「コロナ基金条例」は宮本市長がちゃっかり市長専決(市議会にはかって決めるべき条例や予算などを、市長の独断で決めてしまうこと)で決めてしまったことについて、
➀こんなことを許せば、市民が納得しないことを市長が勝手にできてしまう。危険だ
➁早くやるべき支援策はなかなかやらず、市民から寄付を集める条例だけ勝手に決める、というやり方はちぐはぐ
➂他市のように、条例で決めずに「寄付」でやるか、5月に臨時議会を開いて決めるべきだった。条例の効力についても、今後市長が勝手に運用できる恒久的な条例でなく、時限条例にすべきだ。

などの声が寄せられています。

事実、愛知県長久手市では、コロナ基金条例を市議会にかけて制定し、以下のように時限条例にしています。

(この条例の失効)
2 この条例は、令和3年3月31日限り、その効力を失う。この場合において、基金に残額があるときは、当該基金の残額を長久手市一般会計予算に計上し、長久手市財政調整基金に積み立てるものとする。

 

(追記)

習志野市長、副市長、教育長が、他市にならって給料と期末手当10%を今年7月から来年3月まで削減する、と15日に発表しました。

 

https://blog.goo.ne.jp/sumitai/e/cd982c765627ec6575dfd95eef903a9f