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「他市のようにコロナ対策に動いて欲しい」(市民の要望書)に「私も”感情”があります」(市長回答)

 

 新型コロナウイルス問題で他市が積極的に対策に乗り出す中、習志野市がなかなか動こうとしないことについて、市民の方から「宮本市長にあてて要望書を出し、市長から回答が来た」というご連絡を頂きました。本人のご了解を得て、以下に文面を掲載させていただきます。

(市民から市長への要望書)
習志野市長 殿

 新型コロナウイルスの影響で、大変な事態を招いています。

 他市では、市独自の支援策(緊急支援給付金)等を打出して支給を行っている、という報道がされているところです。

 この緊急事態に対して当市としてもスピード感をもって支援策を対応すべきと考えます。

 市長は市民のトップとして信頼に値する言動、行動で市民の期待に応えてもらいたいものです。

 市民が困窮している今こそ、財政調整金(市民の貯金)を取り崩して財源に充てるべきだと考えます。

 「市民からの寄付に基金設置」したということも出ていますが、市として困窮している市民に対してどう支援できるか、行動すべきだと思います。

 又、「休校中の子供たちに市長がメッセージ」等ありました。是非こういうことにも対応してもらいたい。

支援策(他市の例)

 1.一人親世帯 児童扶養手当受給者対象 手厚く

 2.子育て世帯 児童扶養手当受給者対象 手厚く

 3.事業所 特別措置法に基づく休業要請に応じた事業所・夜間営業の飲食店(午後7時以降、酒類を控えている)

・11月に延期になっている習志野きらっとは中止にし、支援にあてるべきです。

・これからはマスクを市の備蓄品として貯蔵すべきです。(危機管理)

  市長はどう今回の災害に対して、困窮している市民に対する支援を考えているのか教えてください。

(それに対する宮本市長の回答)
 

 

 

 

 市長に「他市のようにコロナ対策を示して欲しい」とお願いしたのに、宮本市長からは具体的なコロナ対策は示されず、「私もあなたと同じように”感情”があります。お互いに温かい声を掛け合いましょう」という、「逆ギレ」したような、感情的な回答がかえってきたことに、要望書を出した市民の方はショックを受けたそうです。

市のホームページで宮本市長は「新型コロナウイルス対策基金を作ったので、一人10万円の特別定額給付金の活用先として市財政への寄付を受け付ける」と話しています。

 

 

 

 

 これに対し、「他市は市民の窮状を救うため、いろいろな市民への補助を行っているのに、習志野市は逆に市民に寄付を呼び掛けるだけ、というのはひど過ぎる」「市議会議員に説明もなく、市議会の議決も経ずに市長の独断で基金の条例を作ったのは、おっちょこちょいの勇み足。市民から寄付を集めるなんていうパフォーマンスに熱中するのではなく、具体的な市民の救済策をスピーディーにやって欲しい」という声が出ています。
 ちなみにこのコロナ基金条例、大阪府では4月臨時議会で可決、愛知県大府市では5月臨時議会に提出すると共に市長・副市長及び教育長の給与減額分を基金に繰り入れる、静岡県富士市は6月定例議会に提出予定、など他の自治体ではきちんと議会にもはかり、「身を切る」努力もしています。

 

 

 

更に一人10万円の支給についても、他市では5月支給のところも多いのに、習志野市は6月下旬以降、と1か月も遅い。このことへの批判に対して、市長は市のホームページで、上の画像のように「銀行と調整」しなければいけないので、時間がかかる、と弁解しています。

何故「一刻も早く困っている市民を救いたい」という気持ちになれないのでしょうか?

こうした習志野市の姿勢に対し、ネットにも怒りの声があふれています。