<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。

 都教委包囲首都圏ネットワーックでは都教委に対し、▲ 2月28日に、五輪への生徒強制動員反対の要請、▲ 4月1日に、高裁で勝訴した根津さんを上告するなという要請、を出しました。
 その回答(4月24日付け)が4月30日に届きました

 しかし、その1か月前の3月24日には五輪は延期、4月7日には都教委は根津さんを上告しています。

 まず根津さんの上告の件については、「係争中の訴訟事案に関することは、お答えできません」と書いてありました。
 「なんだこれは、都教委はすでに上告しているではないか。それさえも知らせることができないのか」というのが感想です。


 次に、五輪への生徒強制動員については、以下のような回答でした。
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 ①問題の多いオリ・パラ教育をこれ以上強制しないこと
 (回答)
 オリンピック・パラリンピック教育は、
 東京2020大会を、子供たちの人生にとってまたとない重要な機会と捉え、
 児童・生徒の良いところを更に伸ばし、弱みを克服するための取組を確実に推進することで、
 国際社会に貢献し、日本の更なる発展の担い手となる人材を育成していくとともに、
 子供たちの心と体に、大会以降の人生の糧となるような掛け替えのないレガシーを残すものです。

 ②「観戦はオリ・パラ教育の集大成」などというスローガンは撤回すること
 (回答)
 オリンピック・パラリンピック教育で様々な学習や体験を積み重ねてきた子供たちにとって、
 競技観戦を通して、世界のトップアスリートが最高峰の競技を繰り広げる姿を目の当たりにすることは、
 その後の人生の糧ともなる貴重な経験であり、掛け替えのないレガシーとなるものです。

 ③観戦やボランティアなどへの生徒や教職員の動員を一切強制しないこと
 (回答)
 競技観戦及び中高生ボランティア体験については、希望制としており、学校が教育活動の一環として実施するものです。

 ④事故が起きたら都教委が責任を取ること
 (回答)
 競技観戦及び中高生ボランティア体験については、学校が教育活動の一環として実施するものであり、学校に教育活動を実施する責任があります。
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 オリパラ教育を上から一方的に押し付け、「観戦は集大成」とまで言っておきながら、
③と④の回答は、その責任を、学校現場に押し付けているものです。
 特に④に至っては、無責任極まりないと言わざるを得ません。
 何か問題が起きてもそれは学校現場の責任であり、都教委には責任はありませんと言っているのです。

 五輪の火は消えかけていますが、都教委とはこのように無責任なところなのです。

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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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