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■毎日新聞2020年4月13日


百日裁判の初公判は20日 河井案里氏の秘書 判決は6月30日までに


 2019年参院選で初当選した自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営を巡る選挙違反事件で、広島地裁は13日、車上運動員に違法な報酬を支払ったとして、公職選挙法違反(運動員買収)で起訴された案里氏の公設第2秘書、立道(たてみち)浩被告(54)の初公判の期日を20日と決めた。広島地検は立道被告が連座制の適用対象となる「組織的選挙運動管理者」だったとし、迅速な審理を求める百日裁判を申し立てており、6月30日までに判決が言い渡される見通し。

 起訴状によると、立道被告は19年7月の参院選の投開票日前後に、選挙カーに乗ってアナウンスする車上運動員14人に対し、公選法が定める日当上限(1万5000円)を超える報酬計204万円を支払ったとされる。立道被告に禁錮刑以上が確定し、広島高検が起こす行政訴訟で勝訴すれば、連座制が適用されて案里氏の当選は無効となり失職する。

https://mainichi.jp/articles/20200413/k00/00m/040/057000c