安部自公内閣は、ただちに拷問等禁止条約第22条の留保を撤回・批准を閣議決定せよ!



なぜ、女子大生の顔がドライブレコーダーの映像に写った犯人と似ていたから」と証拠がないにもかかわらず、窃盗容疑で誤認逮捕!!! 
裏付け捜査は釈放後!!!!!!

 松山東署が逮捕した7月8日、女性を実名で報道発表。女性の逮捕容疑は今年1月9日午前2時10分ごろ、同市清水町3の路上に駐車していたタクシーから、現金5万4370円が入った男性運転手(40代)のセカンドバッグなど5点(時価2万1700円相当)を盗んだとされ、車内のドライブレコーダーを分析して逮捕したという。

 愛媛県警は7月22日、今年1月に松山市でタクシーから現金などを盗んだとして、松山東署が窃盗容疑で今月8日に逮捕し10日に釈放していた同市の20代女性について、誤認逮捕だったと発表した。

 同県警は別の容疑者が浮上し、女性が被害のあったタクシーに乗車していなかったことが明らかになったと説明している。
 


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■テレビ愛媛 2019年7月20日 土曜 午後0:00

愛媛県警 愛大生を窃盗の容疑で誤認逮捕【松山市】

今年1月松山市でタクシーの車内から売上金などが盗まれた事件で、警察が女子大学生を誤って逮捕していたことがわかりました。

誤認逮捕されたのは愛媛大学に通う22歳の女子大学生です。

警察によりますと女子大学生は今年1月9日の午前2時ごろ市内でタクシーを降りる際に売上金などおよそ5万4000円が入った運転手のセカンドバッグを盗んだ疑いで今月8日に逮捕されました。

捜査関係者によりますと女子大学生は一貫して容疑を否認していて逮捕から2日後に釈放されました。

その後の捜査で別の容疑者が浮上し誤認逮捕がわかりました。

県警は「誤認逮捕は事実」と認めていて経緯などを詳しく調べています。


毎日新聞  2019/07/22 22:02

■20代女性を窃盗容疑で誤認逮捕 松山東署、2日後に釈放

 愛媛県警は22日、今年1月に松山市でタクシーから現金などを盗んだとして、松山東署が窃盗容疑で今月8日に逮捕した同市の20代女性について、誤認逮捕だったと発表した。女性は逮捕から2日後の今月10日に釈放。同県警は別の容疑者が浮上し、女性が被害のあったタクシーに乗車していなかったことが明らかになったと説明している。

 女性の逮捕容疑は今年1月9日午前2時10分ごろ、同市清水町3の路上に駐車していたタクシーから、現金5万4370円が入った男性運転手(40代)のセカンドバッグなど5点(時価2万1700円相当)を盗んだとされていた。車内のドライブレコーダーを分析して逮捕したという。

 松山東署は逮捕した日に女性を実名で報道発表し、「女性は調べに対し『何も話しません』と話している」と説明した。釈放後に裏付け捜査を進め、今月18日に誤認逮捕が確定。本人への謝罪などを済ませるまで事案の公表を控えたという。別の容疑者については捜査を継続している。【中川祐一】



7/22(月) 23:40配信 共同通信

窃盗容疑で女子大生を誤認逮捕 2日後に釈放、愛媛

 愛媛県警は22日、タクシーから現金などを盗んだとして、松山東署が窃盗容疑で女子大生を誤認逮捕し、2日後に釈放していたと明らかにした。ドライブレコーダーの映像を分析して逮捕、実名で報道発表したが、女子大生はタクシーに乗っておらず、容疑を否認していた。副署長らは女子大生に謝罪した。

 県警によると、1月9日午前2時10分ごろ、松山市清水町3丁目で、乗っていたタクシーの車内から現金約5万4千円とセカンドバッグなどを盗んだとして、今月8日に窃盗の疑いで女子大生を逮捕した。

 県警は、ドライブレコーダーの映像に写った犯人と顔が似ていたため、逮捕してしまったとしている。




■8/2(金) 7:14配信 朝日新聞デジタル

取り調べ「記憶ない?二重人格?」 誤認逮捕女性が手記

誤認逮捕された女性の手記を公表する弁護士=2019年8月1日午前10時50分、松山市一番町の愛媛県庁、足立菜摘撮影
 松山市内の路上でタクシー内から現金などが盗まれた窃盗事件に絡み、市内の20代女性が松山東署に誤認逮捕された事案で、この女性が1日、取り調べの状況や逮捕時の心情をつづった手記を弁護士を通じて公表した。「犯人と決めつけて自白を強要するかのような取り調べを受け続け」たといい、「絶対に許すことはできません」と批判した。

【写真】愛媛県警松山東署=2019年8月1日午前9時32分、松山市勝山町2丁目、寺田実穂子撮影

 事件は今年1月に発生。松山市内の路上で乗客がタクシーから降りる際、車内にあった現金や運転手のかばんを盗んだというもの。松山東署は車内のドライブレコーダーの映像をもとに顔つきがよく似た20代女性を、5月27日と6月4日に任意で事情聴取した。

 これについて女性は手記の中で、「一番初めの取り調べから一貫して容疑を否認」したが、「捜査に関わった刑事全員が私の話に耳を傾けることはありませんでした」と明かした。

 女性が「本当の犯人を捕まえてください」と訴えると、捜査員は「犯人なら目の前にいるけど」と言ったという。他にも「やってないことを証明できないよね?」「タクシーに乗った記憶ないの?二重人格?」「いつ(自分がやったと)言うのか待ってるんだけど」「罪と向き合え」などと言われたという。

 「就職も決まってるなら大事(おおごと)にしたくないよね?」「君が認めたら終わる話」「ごめんなさいをすれば済む話」「懲役刑とか罰金刑とか人それぞれだけど早く認めたほうがいいよ」「認めないからどんどん悪い方へ行ってるよ」などと、自白を強要するかのような言葉もあったという。

 女性は7月8日に窃盗容疑で逮捕された。この時の心情について「手錠をかけられたときのショックは忘れたいのに忘れることができず、今でも辛いです」とつづっている。

 松山区検の勾留請求を松山簡裁が却下し、女性は逮捕から2日後の7月10日に釈放された。その後の捜査で、映像に映った人物と女性は別人だったことが分かり、同19日、県警から「別の容疑者が浮上した」と連絡があったという。

 女性は「5月27日から7月19日という期間は私にとってはとても長く、不安、恐怖、怒り、屈辱といった感情が常に襲い、ぴったりと当てはまる言葉が見つからないほど耐え難いものでした」とし、県警に対し、「私のような思いをする人を二度と出さないためにも、口先だけの謝罪で済ませるのではなく、今後どのような指導を行い再発防止に努めるのか具体的に公表してほしい」と求めた。