教育研カフェ
象徴天皇制は教育でどうあつかわれているか!?
 
■日時 223日(土)1400~(開場1330
■場所 社会福祉指導センター研修室1
            地下鉄谷町線「谷町6丁目」番出口より 徒歩5分
■問題提起 ①象徴天皇制と憲法

       教育の中での天皇制

■参加費:500円 (学生・障がいのある方等無料)
■主催 子どもに「教育への権利」を!大阪教育研究会
 
<呼びかけ>
◇天皇明仁は「平和主義者」、「民主主義者」でしょうか          
 今年2019年、天皇の生前退位、新天皇の即位が予定されています。住民に多くの戦
争犠牲者を出させ、戦後アメリカに「売り渡した」ことで昭和天皇は訪問できなかっ
た沖縄を現天皇明仁は再三訪ね、また太平洋の激戦地を訪問し、「慰霊」を重ねてき
ました。東日本大震災被災地に足を運び、被災者と膝詰めで話す写真が公開されまし
た。「戦争法」制定、モリカケ疑惑隠しの安倍政権と対照的な天皇が「平和主義者」
「民主主義者」であるかのような幻想を与えています。「おことば」による生前退位
という日本国憲法に本来違反する行為への反対世論が広範に起きないのも、ここに原
因があると私たちは考えます。
 
◇教育、マスコミによる「象徴天皇制」賛美               
 天皇による「慰霊」「慰問」の旅も、憲法違反の行為です。天皇の行為は憲法に規
定される「国事行為」に厳しく限定されています。天皇自身の政治的行為、また天皇
の政治的利用を許さないためです。しかし、マスコミは天皇の行為を美化、賛美して
います。さらに問題なのは、次代を担う子どもたちが、日々学校の授業の中で、こう
した天皇の行為を「公的行為」と称して、無批判に受け入れさせられている現実で
す。
 
◇教育現場は「愛国」・「愛国主義」=「天皇への敬愛」漬け        
 すでに道徳教育は教科化され、社会・国語・音楽等の内容に「天皇」「建国神話」
「日の丸・君が代」等が持ち込まれています。「日の丸」は大阪府立校では常時掲揚
され、行事では「日の丸・君が代」が常態化(生徒による掲揚、「日の丸」を持った
行進が行われているところもあり)しています。「愛国主義」を掲げた新「学習指導
要領」はこれらをさらに全面化しようとしています。
 今一度、教育・教育現場から、天皇・天皇制が私たちにとって持つ意味を考え直し
ませんか。