2018年05月06日12時55分

 原子力規制庁は6日、運転停止中の関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)で、原発の状態を把握する国の緊急時対策支援システム(ERSS)へのデータ送信が5日に停止したと発表した。原発側のネットワークのトラブルとみられ、原子炉などに異常はない。

 規制庁によると、通常送信される格納容器排気筒ガスモニターの情報など7件の送信が停止した。データは関電からメールや電話で報告を受けている。

 関電によると、送信が停止したのは5日午後5時45分ごろで、現在原因を調査している。