4/18(水) 5:13配信 AFP=時事
米フィラデルフィアの空港に緊急着陸したサウスウエスト航空機の機内から撮影された、破損したエンジン(2018年4月17日撮影)。
【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新、写真追加)
米ニューヨーク発ダラス(Dallas)行きのサウスウエスト航空(Southwest Airlines)旅客機が17日、エンジンの故障によりペンシルベニア州フィラデルフィア(Philadelphia)に緊急着陸し、1人が死亡した。当局が発表した。
【関連写真】緊急着陸したサウスウエスト機、窓が破損しているのが見える
米運輸安全委員会(NTSB)のロバート・サムウォルト(Robert Sumwalt)委員長は記者会見し、ボーイング737(Boeing 737)型機のサウスウエスト航空1380便がラガーディア空港(LaGuardia Airport)を離陸した直後にエンジントラブルを起こしたと発表。
目撃者らによると、飛んできたエンジン部品が同機の窓に当たり、女性1人が重傷を負ったという。サムウォルト委員長は、エンジンから部品が飛散したことを認めた。犠牲者の身元は公表されていない。
ある乗客の男性はフェイスブック(Facebook)上の動画で、気が動転した様子で酸素マスクを着用した自身の姿を生中継。「飛行機がおかしい! 高度を下げているようだ!」と書き込んだ。男性はさらに、「上空でエンジンが爆発し、自分の席から3つ離れた場所の窓が吹き飛んだ」とも投稿している。
米連邦航空局(FAA)は、同機のエンジン1基と胴体、さらに少なくとも1つの窓が損傷したという報告を乗員から受けたと発表。同機は17日午前11時20分(日本時間18日午前0時20分)、フィラデルフィア国際空港(Philadelphia International Airport)に着陸したとしている。【翻訳編集】 AFPBB News