2018/1/4 12:40神戸新聞NEXT
兵庫県西宮市の今村岳司市長(45)が4日午前、同市役所内での仕事始め式で4月の市長選に立候補しない考えを表明した後、取材のため駆け寄った読売新聞の男性記者に対し「殺すぞ」と言って取材を拒否した。神戸新聞を含め、複数の記者が現場を目撃していた。今村氏は男性記者の取材方法に対して腹を立てていたとみられる。
1/4(木) 19:39配信 朝日新聞デジタル
読売新聞、西宮市長に厳重抗議 記者に「殺すぞ」発言
兵庫県西宮市の今村岳司市長(45)が4日、4月の市長選をめぐって意向を確認しようとした男性記者に「殺すぞ」などと発言して取材を拒否した問題で、記者が所属する読売新聞大阪本社の広報宣伝部は4日、「極めて不穏当かつ威圧的な言動で取材を拒む行為は、取材・報道の自由を踏みにじり、読売新聞と本紙記者の名誉を貶(おとし)めるもので到底看過できない。今村市長に対し、厳重な抗議を申し入れ、文書による謝罪を求めた」などとのコメントを出した。
■脅迫罪
脅迫罪(きょうはくざい)とは、相手を畏怖させることにより成立する犯罪のこと。
日本の刑法では刑法第222条に定められている犯罪で、未遂罪は存在しない。
「刑法 第二編 罪 第三十二章 脅迫の罪」に、強要罪とともに規定されている。
行為
脅迫罪においての脅迫は、人の生命、財産、身体、名誉、自由(通説によれば貞操や信念も含む)に対して害悪する告知を行うことである。相手が恐怖心を感じるかどうかは問わない