工事現場で発見の人骨は室町時代の女性 
12/20(水)

 2017年5月、宮城県亘理町の工事現場で見つかった人骨について、警察は、専門家による鑑定の結果、室町時代の女性のものと判明したと発表しました。
 2017年5月、宮城県亘理町吉田の太陽光発電所の建設現場で、作業員が白骨化した遺体を見つけました。現場は、海岸から600メートルほどの場所で、警察は当初、震災の犠牲者の可能性があるとみて、DNA鑑定を行うなどしていました。

 その後、外部の研究機関に依頼し、「放射性炭素年代測定」と呼ばれる方法で調べたところ、人骨は室町時代のもので、身長150センチ前後の30代から50代の女性であることが分かりました。
 この人骨は現在、亘理町が保管していて、今後取り扱いについて検討するということです。