習志野市議会
田中真太郎 議長
2017年8月31日
clubわくわくクッキング
習志野市生涯学習地区センターゆうゆう館と大久保公民館
および習志野市民会館に緊急にエレベーター設置を求める陳情
■ 防災拠点のバリアフリー化は緊急最重要課題、安保理決議1325号国内行動計画の具体化を!
ひざや腰の痛みがある方や、内臓疾患や視力障害等の障害により階段昇降が困難なみなさんも、大久保公民館(習志野市民会館にもエレベーターがないためご参加いただけず、近年みなさんの高齢化等に伴い、ますますエレベーター設置に対する要望が大きく強く切実になっています。
さらに、ゆうゆう館も大久保公民館も災害時の習志野市本大久保地域の避難場所であり防災拠点ですが、ゆうゆう館の場合、一階には和室があるだけで、集会室や多目的室等広い3つの部屋は二階にあり、公民館の和室は地階にあるため、災害時に避難場所を最も必要とする高齢者や障がい者のみなさん、小さなこどもたちと女性の利用には重大な障害があります。
この間、京成大久保駅周辺では生活道路と通学路の歩道と都市公園の整備。拡充が行われないまま、急激な高層マンションと都市計画道路の開発が強行されている中、以前に増して、習志野市民会館・大久保公民および生涯学習地区センターゆうゆう館を利用しているサークルメンバー以外のみなさんからも、地域のみなさん、幼いお子さんのいらっしゃるご家庭や幼稚園や小学校のPTAのお母さん方からも、両施設の外付けエレベーター設置要望がますます大きく切実になっています。
■こどもの居場所づくりと高齢者の介護予防および地域交流にとってきわめて切実な緊急要望
当club わくわくクッキングは、2002年4月から公立学校完全5日制完全実施を機に、こどもたちの居場所づくりとして、こどもたちを対象にした料理教室を習志野市生涯学習地区センターゆうゆう館の調理室で毎月開催し、その教室で料理を2~30人分作り、高齢者の介護予防と地域交流をかねて、高齢者や障がい者のみなさん、ゆうゆう館でサークル活動をされているみなさんと一緒に毎月2~30人の食事会を開催し、今年15周年を向かえました。当クラブは、開設した2002年12月から、季節の折々に、ゆうゆう館二階のピアノのある多目的室や集会室、習志野市民会館を利用し、コンサートや映画会を開催し、こどもたちや地域のみなさんにご参加いただき、この夏休み中にも、わくわくジャズコンサート2017を開催ました。当クラブは、毎年ゆうゆう館の“ゆうゆう文化祭”でも”わくわくカフェ“や料理教室の体験教室を開き、今年10月の文化祭でもわくわくカフェをOPENし、フリーマーケットも開催する予定です。2009年以降毎年、京成津田沼駅ビルサンロードで開催されている習志野市”みんなでまちづくり“でも、わくわくカフェを、こどもたちやお母さんお父さんたちといっしょに開いています。
しかし、ゆうゆう館と、習志野市民会館および大久保公民館にはエレベーターがないため、教室開設当初から、車椅子をご利用されてる会員や参加者のみなさんには、2階以上もしくは地階(大久保公民館)の展示や催し物の会場には、ご参加いただくことだくことができませんでした。
また、当クラブはこの15年間、ビッグバンドの演奏やダンスパーティ-や映画会、講習会等開催しています。エレベーターのない市民会館やゆうゆう館に、大変苦慮しながらも何とか重い楽器と機材を手で運び上げていましたが、今年のジャズコンサートは暑さのため、機材搬入の応援を得てもなお二階に全機材を上げることができず、重要な楽器使用をあきらめざるを得ませんでした。
安保理決議第1325号の国内行動計画を具体化し、習志野市生涯学習地区センターゆうゆう館と大久保公民館および習志野市民会館に、緊急に外付けでエレベーターを設置してください。
以上