=立川テント村通信【ぼうえんきょう】=
 ▼ 今年は朝霞で自衛隊中央観閲式


 今年の自衛隊中央観閲式が10月23日に行われた。陸、海、空の持ち回りで、今年は陸の年だから会場は朝霞である。
 自衛官4千人、車両270両、航空機50機が参加。
 普天間の米軍オスプレイも初参加。XC2の初号機がC1と並んでデモ飛行した。
 この日に向けた訓練があったのだろう、近辺の騒音は大変なものだった。横田にもオスプレイが出没

 ▼ 夏の終わりの富士総合火力演習も派手なエンタ!テインメントだと思ったが、これもまた大したショーだ。
 4千人の整然とした行進は、気持ち良さと悪さの両方を持っている。


 明治時代に帝国軍隊を創設した時、行進の経験のない兵隊たちに行進をさせるのがとても大変だったという話を思い出した。
 一糸乱れぬ行進は、軍隊の強さといったい関係があるものだろうか

 ▼ 部隊の紹介で、2か所だけ外国名が出た。ジブチと北朝鮮(国名ではないが)だ。
 「北朝鮮のミサイル発射に備えてPAC3を展開する」と紹介されたペトリオット部隊。仮想敵国なんかではなく、明白な敵国の扱いだ

 ▼ もちろんこれは現場にいたのではなくインターネットで見たのだ。
 当日は観閲式に抗議する行動も複数取り組まれた。かつてのような大荒れのデモにはならないが、自衛隊の認知が進んだ今、別の意味の恐ろしさがある。

パワー・トゥ・ザ・ピープル!! パート2