発見者1人に訂正=不明の空自機捜索・鹿児島―防衛省
鹿児島県上空で消息を絶った航空自衛隊入間基地(埼玉県)所属のU125飛行点検機(乗員6人)の事故で、防衛省は7日、乗員とみられる6人が鹿児島県御岳山頂の東約500メートル付近で捜索隊に発見されたと発表したが、その後、発見されたのは1人と訂正した。
時事通信 4月7日(木)16時11分
不明空自機の捜索続く=6人乗り、600人態勢-天候不良で難航・鹿児島
鹿児島県上空で消息を絶った航空自衛隊入間基地(埼玉県)所属のU125飛行点検機(乗員6人)について、自衛隊と鹿児島県警は7日、計約600人態勢で、レーダーから機影が消えた高隈山(鹿児島県)付近で捜索を再開した。
同機は6日に入間基地から鹿屋航空基地へ移動。同基地周辺を反時計回りに飛行していたという。7日以降に入間基地へ戻る予定だった。
中谷元防衛相は7日午前、記者団に「夜を徹して捜索活動を行っている。隊員の無事生還を願っており、早期の発見に努める」などと述べた。
現場の山間部は濃い霧が立ちこめており、捜索は難航。天候が回復次第、自衛隊は救難ヘリコプターなどを投入する。地上からの捜索隊は機影が消えた地点の8キロ四方を中心に捜索している。
U125は6日午後1時15分に海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)を離陸し、午後2時35分ごろに同基地の北約10キロの鹿屋市と垂水市にまたがる高隈山付近の高度約1000メートルで消息が途絶えた。機長で40代の男性3等空佐と副操縦士、機上無線員2人、整備員2人の計6人が搭乗。着陸を誘導する電波が基地から正常に発信されているかなどを調べていた。
U125は6日午後1時15分に海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)を離陸し、午後2時35分ごろに同基地の北約10キロの鹿屋市と垂水市にまたがる高隈山付近の高度約1000メートルで消息が途絶えた。機長で40代の男性3等空佐と副操縦士、機上無線員2人、整備員2人の計6人が搭乗。着陸を誘導する電波が基地から正常に発信されているかなどを調べていた。
同機は6日に入間基地から鹿屋航空基地へ移動。同基地周辺を反時計回りに飛行していたという。7日以降に入間基地へ戻る予定だった。
中谷元防衛相は7日午前、記者団に「夜を徹して捜索活動を行っている。隊員の無事生還を願っており、早期の発見に努める」などと述べた。
(2016/04/07-12:29)