三井不動産レジデンシャル株式会社と地主らが、浅草の住宅街のど真ん中で暴力団を使い地上した土地に、蔵前警察も幇助し、東陽寺の遺跡(江戸時代初期)を破壊し、ダミーを使い、条例に基づく説明会を開催せず、14階建て43mもの高層マンション建築工事を強行しています。
三井不動産レジデンシャル(株)が東京地裁に2014年2月、「工事妨害禁止命令仮処分裁判」を申し立てたものの、逆に、三井が違法を重ね住民をだましていたにもかかわらず住民にそのことを説明もせず工事を強行しようとしていたことが裁判長にばれたため、裁判長の「和解案」に住民が和解してあげたことによって裁判を終えた。
それにもかかわらず、三井は約束した山留も杭打ちの説明会も行わず、拒否したまま7月21日杭打ち工事強行しました。
そのため、住民は8月11日「建築工事禁止仮処分命令」を東京地裁に申し立てました。
さらに、地上げ被害者も9月4日、地主である宗教法人東陽寺:代表者代表役員西垣宰朋及び三井不動産レジデンシャル株式会社代表者代表取締役藤林清隆に対し、「賃貸借地契約存在確認」と、「2013年9月2日の地上権設定登記の抹消登記手続き」および「建築工事の禁止」を提訴しました。
地上げ被害者の裁判は10月に東京地裁で第1回期日が入り、工事禁止命令仮処分はすでに2回の期日が開かれ、近日中に三井が住民の訴えに対し返事を出す予定です。
これらの裁判が行われているにもかかわらず、9月17日付で、騒音発生作業に協力しろという」「工事のお知らせ」を「川口土木建築工業株式会社(仮称)台東区寿2丁目計画作業所現場代理人岩瀬 匡志 (TEL:03-5830-3415) 名で配布しました。
そこで、住民らは、「騒音作業」に関する抗議文(下記)川口土建の事務所及び現場事務所に届けました。
抗議文では、「騒音発生作業」 はもとより現行の工事自体、条例違反につき認めないこと、次回第3回目の期日には岩瀬匡志工事現場責任者も必ず出席するよう求めています。
■「騒音作業」に関する抗議文
川口土木建築工業株式会社
現場管理人
岩瀬 匡志 殿
現場管理人
岩瀬 匡志 殿
ご通知いただきました「騒音発生作業」 はもとより現行の工事自体、条例違反につき認める事はでません。
もし実施すれば、現在係争中の裁判で 貴社が益々不利になりますのでご忠告申し上げます。
また、岩瀬氏は本件責任者として次回10月1日の裁判には 必ず出廷して下さ い。
平成 27 年 9月 23 日
以上
近隣住民一同
以上
近隣住民一同
