スコットランド :核兵器廃絶と独立に向けた希望ある前進!
英国からの独立の是非を問うスコットランドの住民投票は19日、反対多数で否決された。
投票は、独立に賛成か反対かを問う二者択一式で、賛成派は、スコットランドにある英海軍の核兵器も撤去すると公約していました。
選管の最終発表によると、得票数は賛成161万7989票(得票率44・65%)、反対200万1926票(得票率53%)。
英国、英連邦、欧州連合(EU)加盟国の国籍を持つ16歳以上のスコットランド住民に投票権があり、有効投票の過半数:独立が否定されました。有権者登録数は約428万人。
スコットランドは、1707年までは独立国家であり、1707年にイングランドなどと女王を持つ連合王国(英国)を形成していましたが、今回約300年ぶりに独立運動の大きなうねりとなって大健闘しました。
賛成派の”161万7989人”の人々は、中央集権的な英政府から離脱することで自ら決定でき、更に民主的な国になると主張し、核兵器廃絶と共に経済的にも北海油田の収入などにより、独立した方が豊かになると考えて投票行動に参加したようです。